PR

二重家賃に注意!契約前に忘れずに交渉しよう

※ 結婚後に新居を探したときの備忘録です ※ 最初 一つ前

新居はお互いが妥協できる条件のものを

新居探しでは、まずはウェブで物件を探し、
内見して気に入ったら、契約を申し込みました。

 

数日を経て入居審査が終わり、
問題がなければそのまま契約です。

 

部屋のカギを受け取ったら、その日から住むことができます。

私は実家暮らしだったので、いつ引っ越しても大丈夫でしたが、
夫は賃貸暮らしだったので、退去手続きが必要でした。

 

 

この退去手続きが厄介で、

退去希望者は退去日一ヵ月前に申し出ること

という条件がありました。

退去手続きは物件ごとに違うでしょうが、大体一ヵ月前の申請だと思います。

 

不動産屋からは、

  • 契約が完了したら、1~2週間で入居可能になる。
  • 入居可能日から家賃が発生する。

と説明を受けていました。

契約が完了するまでは、本当に新居に住むことができるか分かりません。


大家さんの気が変わって、契約不可!になるかもしれない・・・。
もしそうなったら、そこから物件を探しても見つかるかわからない。

という不安から、退去申請は契約が完了してから行いたいと思っていました。
(私達が考えすぎなだけで、実際は大丈夫かもしれませんが(^^;))

 

私は、

新居の正式契約が無事済んだら、退去申請して引っ越せばいいんじゃない?

と軽く考えていたのですが、夫は違いました。

 

退去申請をしても契約は一ヵ月有効なので、
一ヵ月分の家賃(場合によっては日割り家賃も)が発生する。新居は契約をして1~2週間で家賃が発生するなら、
退去物件の家賃と期間がかぶり、
家賃を二重に払わなくてはいけない。どうにかして退去日の翌日から家賃を支払うようにできないかな。

と悩んでいたそうです。

私は一人暮らしをしたことはありますが、

実家からアパート → アパートから実家

という引っ越しだったので、家賃の発生時期にまで頭が回りませんでした。

 

なるほどなーとうんうん頷いている私の横で、
夫は契約日を調整できないか不動産屋に相談していました。

 

不動産屋からは、

大家はそういった交渉に応じたことがないので難しい

とキッパリ断られてしまいました。

 

家賃を安くする交渉のときにも言われたんですが、

「交渉することはできる」
「ただし、結果によらず大家の心証が悪くなることは覚悟してほしい」

と言われてしまうと、あまり強くは出られませんでした。

 

大家は同じ敷地内に家があるので、顔合わせる機会が多くなるでしょうから、
あまり悪く思われたくないなあ、と気が引けてしまいました。

ガックリ肩を落としていたところ、不動産屋からある提案が。

 

不動産屋と大家は交流が多い。
そのため、ちょっとした要望なら通ることもある。同じ物件の別の部屋をつい先週契約したが、
そのときもフリーレント対応でなんとか話をつけた。契約日の変更はできないが、
今回もそれで対応ということでどうか?これは他の不動産屋ではできない対応である。

というもの。

フリーレントとは、一定期間家賃を発生させないことです。

家賃や契約日の交渉にはこれまで一切応じたことのないけれど、
フリーレントに応じた実例はあるので、OKしてもらえるかもとのことでした。

 

大変ありがたい!!
と、不動産屋からの申し出に、即答でお願いしました。

 

その後、不動産屋が大家に交渉してくれたおかげで、
無事フリーレントを経て入居することができました。

ただ、不動産屋は大家に相当ネチネチ言われたそうで、
げっそりした顔をしていました。ちょっと申し訳なかったです。

 

私達は不動産屋のご厚意で幸いにも二重家賃にならず済みました。
親切な不動産屋に出会えて、本当にラッキーだったと思っています。

あとから調べてみると、元からフリーレントの物件もあるそうです。
次は物件を探すときにフリーレントを条件に入れるのもありかなーと思いました。

また、フリーレントについて書いていない物件でも、
今回のように言うだけ言って交渉してみるのが大事と感じました。

もしかしたら担当さんから魅力的な提案をいただけるかもしれませんし。

なんにせよ、

家賃が二重払いにならないように気を付ける!
場合によっては交渉することを忘れない!

というのが今回の備忘録でした。