入居にあたり、玄関扉の鍵を交換するなら
「自己負担」
と不動産屋から説明されました。
鍵を交換しないのはセキュリティが不安だったため、
交換することにしました。
費用の相場は1万5千円前後。
価格は施工する業者によっても違うそうです。
私のところは平均相場と同じでした。
交換するカギは、いくつかの種類から選べるようになっています。
その中で一番安く、普及率も高いのは「MIWA U9」でした。
この鍵は美和ロック株式会社の製品で、ギザギザした形状の鍵です。
「ロータリーディスクシリンダー錠」と呼ぶそうです。
私の職場もこの鍵を採用しています。
なので馴染み深いし、自己負担するなら安い方がいいから、これにしよう!
と思ったら、不動産屋から「待った」が!
このタイプの鍵は、安くて使い勝手も良いけれど、
ピッキングもしやすいのだそうです。
※ ピッキングとは、鍵を使わず錠を開けることです。
なので、防犯を強く意識するなら「ディンプルキー」にした方が良い、
とお勧めされました。
ディンプルキー??
あまり鍵に詳しくない私達が頭に疑問符を浮かべていると、
不動産屋が詳しく説明してくれました。
それによれば、
〇 表面にある多数のくぼみ(ディンプル)の組み合わせで開錠する
〇 組み合わせパターンが多いので複製が難しく、他よりセキュリティが高い
とのこと。
また、この鍵はリバーシブルなので、抜き差しもスムーズに出来、
夜など暗くて手元が見えない状態でも簡単に開けられるタイプです。
どうせ鍵を交換するなら、セキュリティがより高い方がいいな、と思い、
当初よりちょっとお高くなりましたが、こちらに決定しました。
改めてディンプルキーについて調べてみると、
〇 ピッキングは比較的難しいが、出来ないわけではないので過信は禁物。
〇 合い鍵を作る場合は専用の機械が必要なのでどこでも作れる訳じゃない。
〇 費用は他の鍵に比べて高額になる。
現在ではこのディンプルキーの普及率が上がっているそうです。
新居に住み始めた今、お隣さんや下の階の部屋の玄関をみると、
錠には「MIWA」のロゴが・・・!
もしかしてディンプルキーに交換したのはウチだけ?
なんて思いも過る今日この頃でした。
MIWAでもディンプルキーを扱っているので、
もしかしたらディンプルキーかもしれないですね!
(鍵穴で見分けつきますけど(^^;))
と、なんだかんだ書きましたが、
私は自分の城のセキュリティはしっかりさせておきたいので、
悔いはない!!です。
蛇足ですが、
私は合い鍵を作るというと、鍵そのものを持って鍵屋へ行き、
型をとって作るイメージがあります。
しかし実際は、メーカー名とシリアルナンバーが分かれば簡単に作れるそうです。
シリアルナンバーはその鍵固有の番号で、鍵に刻印されています。
これまで鍵の刻印が見えても気にしていませんでしたが、
メーカー名とシリアルナンバーで合い鍵を作れます。
人に見せるのは大変危険です。
街中でキーカバーをつけている人を見かけますが、
あれはオシャレだけでなく、防犯の意味でも重要なアイテムだったんですね。
今は鍵の刻印を剥き出しにして使っているので、
キーカバーの購入を考えたいと思います(^^)