ホワイトデーが近づいてくると、
お返しのことで気が重くなっている男性も多いのではないでしょうか。
バレンタインデーに女性からお菓子をいただいていると、
「お返しをどうしよう。義理でも渡した方がいいのだろうか?」
なんて考えてしまいますよね。
「女性一同から男性陣へ」といって配られたものでも
一人一人にお返しをした方がいいのか、
などなど悩みは尽きないと思います。
今回はそんなお悩みがある方へ、
ホワイトデーはバレンタインデーのお返しを送るべきなのか、
一例をご紹介したいと思います。
バレンタインデーはお返しなしでもいいの?
基本的には、「贈り物をいただいたらお返しをする」ものなので、
たとえそれが義理でいただいたものでも、
お返しはした方が良いでしょう。
最近は送り側の女性ですら、バレンタインデーで義理の贈り合いが
「面倒で嫌だ」と考えている女性も多くいますので、
男性側からあえてお返しをしないという方もいらっしゃいます。
ですが、面倒だからと思っている女性でも贈るときには
「日頃の感謝の気持ちを込めて」渡しているものです。
実際、贈りものを渡すまでに「選ぶ」「買う」「持ってくる」「渡す」、
と様々な手間がかかっています。
手作りの場合は更に手作りの手間もかかっています。
面倒だと思っている女性の大半はお返しに期待を持っていないケースが多いですが、
それでもホワイトデーに何もないと、
贈ったものが良くなかったのだろうか、とガックリしてしまう面があります。
贈った相手とは「金輪際関わり合いになりたくない」など思っている場合は
お返ししなくて構いませんが、
そうでない場合はささやかなものでもいいので
お返しはした方が良いと思います。
「お礼」に対してリアクションしてもらえると、
贈った側もやはり嬉しいですからね。
ただ、安価なお菓子や駄菓子がバレンタインデーに贈られた場合は、
始めからお返しを気にしなくていいように、
相手が配慮して選んだ可能性も非常に高いので、
そういったときはお返しが不要と捉えても大丈夫でしょう。
バレンタインデーのお返しは何倍返し?
よく、「バレンタインデーのお返しは3倍!」なんて言葉も耳にします。
ですがこれは全く根拠のないものなので、気にしなくて大丈夫です。
(ホワイトデーの3倍返しについて興味がある方はこちらの記事もご覧ください)
バレンタインデーにお返し目当てで贈る方は一部です。
大抵の場合、義理で贈るものにお返しを期待しているわけではないので、
3倍返しどころか、2倍返しもする必要はありません。
逆に、お返しを期待していない女性からすれば、
贈った以上のものを返されると、
相手に対して申し訳なくなって困ってしまうことの方が多いです。
倍返しにしなければならないのが嫌だからお返ししない、
という考えであれば、倍返しにしなくて良いので、
ちょっとしたものでもお返しとして渡したら喜んでもらえるでしょう。
ただし、相手が本命ならお話は別です。
本命の場合は、もちろん金額で気持ちを図れるものではないですが、
それでも雑なお返しをされると
「嫌われているのかな」と不安になってしまいますので、
気を付けてください。
バレンタインデーのお返しには渡すものに意味がある?
バレンタインデーに渡すものには意味がありましたが、
これはお返しで渡すものについても同様です。
それぞれ、次のような意味があります。
- キャンディ「あなたの事が好きです!」
- クッキー「あなたとは友達です」
- マシュマロ「あなたの事が嫌い」
- ハンカチ 「別れ」
- チョコ「(特になし)」
- ケーキ「(特になし)」
チョコレートやケーキはまさかの「特に意味がない」んですね。
逆に言えば特に意味がないので
「意味を知らなかったせいで含みを持たせてしまった」
なんてことにはならずに済むともいえます。
この他に、
- マカロン「特別な存在」
- キャラメル「安心する存在」
というものもありますが、
マカロンは比較的最近流行ったものなので、
あまりこの意味は浸透していないといえます。
こんなの覚えてらんないよ!という意見の方が多数でしょうから、
最低限、ハンカチとマシュマロは避けておくくらいで良いと思います。
義理に対してのお返しならば誤解を招かないように
キャンディやマカロンも避けた方がいいかもしれませんね。
あくまでも参考程度に、
女性の中ではこういったことを気にしている方もいる、
と頭に留めておいてくださいね。
バレンタインデーお返しのまとめ
「絶対にバレンタインデーのお返しはしない!」という決意がないのであれば、
ささやかなものでもお返しは渡した方が良いと思います。
もちろん倍返しは不要です。
贈るものによって「好き」や「嫌い」などの意味がありますが、
そこまでしっかり把握していなくても、
自分の意図とは違うことにとられかねないものだけ避けておくので良いでしょう。
大事なことは、贈り物をしてくれた方へのお礼の気持ちですので、
あまり堅苦しく考えずに選んでいただけたらなと思います。