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お年玉は子供の人数が違うときは?相場ともらいすぎたときお返しって?

お年玉は子供の人数が違うときは?相場ともらいすぎたときお返しって?

子供にとってはもらって嬉しいお年玉。

喜ぶ子供の顔を見られるのは親としても嬉しいですが、
一方で悩みの種でもありますよね。

親戚から子供にお年玉をもらったとき、
理想は同額のお年玉を相手の子供に渡すことです。

しかし子供の人数と年齢が同じならともかく、
人数が違う上に年齢構成もバラバラだと同額が難しいケースもありますよね。

そこで今回は
世のご家庭では子供の人数が違うとき、お年玉をどうしているのか
その対応策をご紹介したいと思います。

 

 

お年玉は子供の人数が違うときどうする?

まず、子供の人数が違うのは仕方がないものと割り切りましょう。

お年玉は本来「好意」で子供に渡すものなので、
「渡すばかりで損だ」「もらってばかりで得した」という考え自体が誤りです。

とはいえ、お年玉のお金は親が出しているものなので、
自分が多く出している側ならともかく、
相手方に出させてばかりになる形だと気になりますよね。

こういったケースでは、大体次の3通りのやり方で対応されています。

  • 同額になるよう調整する
  • あらかじめ金額を決める
  • お年玉のやり取りをしない

同額になるよう調整する

人数が違っても同じ額になるように調整することはできます。

例えば、二人兄弟と三人兄弟で、

 二人兄弟に6,000円と4,000円、
 三人兄弟に6,000円、5,000円、4,000円

というようにですね。

長男次男などで差をつけない場合は、

 二人兄弟に6,000円ずつ、
 三人兄弟に4,000円ずつ、

となりますね。

ただし、このやり方の欠点は、子供側から見たとき
兄弟の人数で一人当たりにもらえるお年玉の額が変わってしまうことです。

親は同額の受け渡しだからと一安心ですが、
子供側からすれば「相手の家と額が違う・・・」と気になってしまうことも。

その場合は次の項目のやり方をお勧めします。

 

あらかじめ金額を決める

親族の間であらかじめ金額を決めておけば、
子供が不公平に感じることはありませんし、親も毎回金額に悩まなくて済みます。

金額の決め方は、
「子供1人につきいくら」とするか「年齢ごとにいくら」とする2通りがあります。

ただ、このやり方にした場合子供がいない夫婦は
一方的にお金が出ていくばかりになりますので配慮を忘れないようにしましょう。

 

お年玉のやり取りをしない

誰も不満を感じないように、お年玉のやり取りを一切しないことも一つの方法です。

子供の人数や年齢が大きく離れていると、
額を調整しようと思っても難しくなってしまうことが多々あります。

子供にはガッカリされるかもしれませんが、その分ジジババに甘えてもらいましょう。

 

お年玉の相場は?

親族間で一律料金が決まっているケースを除くと、
渡す相手の年齢によって相場が変わってきます。

乳幼児 1,000円
小学生 2,000円から3,000円
中学生 4,000円
高校生 5,000円

乳児は渡さない方も結構多いです。

お年玉をもらいすぎたときのお返しは?

お互いにお年玉をなしにしたり、一律の金額に設定していない限り、
渡したお年玉より多くお年玉を受け取ってしまう可能性もありえます。

では、もらいすぎたときの対応はどうしたらいいでしょうか?

お年玉を返したり、差額の現金を渡すのは大変失礼ですのでそのまま受け取ります。
受け取ったその場ですぐお礼を伝え、子供にも直接お礼を言わせます。

その上で先方に何かお礼をしましょう。
かしこまってお年玉のお礼をすると相手も恐縮してしまうので別の名目でお礼をします。

たとえば、旅行に行ったお土産、遠方の場合は地元の名産品。
普段よりグレードを上げた手土産や食事に誘うなど。

いつもより少々高価で良いものをお渡ししたら良いと思います。

 

お年玉のまとめ

お年玉を渡す子供の人数が違う場合の対応についていくつかご紹介しました。

色々やり方はありますが、
一番スマートなのは先方と話し合ってお年玉のルールを決めておくことだと思います。

お年玉がきっかけで疎遠になった親戚という実例もありますので、
そうならないようにきちんと考えていきましょう。

年末年始は何かと出費もかさみます。
お互いが無理をしない範囲で収まるようにして子供たちに喜んでもらえると良いですね。