幼い頃は正月になると「お年玉がもらえるかな?楽しみ!」なんて
無邪気に喜んでいたものですが、
成長していざお年玉をあげる側になると、
誰にあげればいいの?
どの範囲まであげたらいい?
いくら包めばいいの?
と疑問が次々浮かんで悩みは尽きないですよね。
そこで、今回は親戚の子にお年玉を渡すとしたら、
何歳からあげて、どの範囲にいくらまで渡せばいいのかお話します。
親戚の子にお年玉は何歳からあげる?
幼稚園から小学校に上がったくらいからあげている方が多いです。
中には生まれたときから渡している方もいますが大抵近しい身内に対してのみで、
遠戚の場合はやはりある程度大きくなってから、となっています。
場合によっては親族独自のルールや身内で協定を設けている場合がありますので、
まずはご両親に相談して取り決めなどがないか確認しましょう。
お年玉は気持ちで贈るものですが、
一度渡すとずっと渡すことになりますので事前にチェックしておくことが大事です。
ちなみに、高校生や大学生はアルバイトでお金を稼ぐことができるようになるため、
高校生や大学生になると渡さないという方も多くなっています。
なので渡す年齢幅としては、幼稚園~大学生くらいですね。
お年玉をあげる範囲は?
お年玉を渡す相手に明確な決まりはありません。
なので「あげたい人にあげる」ものとして、人それぞれ異なっています。
ただ共通点としては、
- 正月に会う未成年
- ごくごく親しい間柄の子供
この二つが挙げられます。
この基準でもって、
年の離れた従兄弟どころか、まったくの遠縁にも渡すという方もいらっしゃいます。
なお、お年玉は義務ではないので人数が多くなれば当然負担も大きくなってしまい、
1人当たりの金額を下げることもしばしばあります。
そういうときは金額の少なさがちょっと申し訳ないですよね。
そこへ「金額が少ない」など失礼なことを言われた場合には、
翌年からあげないようにして良いと思います。
また、余程近しい身内を除いて「正月に会わなかったら渡さない」のが一般的です。
お正月に会わなくても親などに預けて渡すのは甥姪までとされています。
もちろん、親しさの度合いで続柄としては離れていても渡している方はいます。
一番大事なのは渡したい相手に渡すことなので、
これらは一般論として参考程度に、無理のない範囲で定めて良いと思います。
お年玉の相場はどれくらい?
お年玉の相場は年齢によって異なります。
- 乳幼児 1,000円
- 小学生 2,000円から3,000円
- 中学生 4,000円
- 高校生 5,000円
乳児の間は渡さない、というのも結構多いです。
中には高校生や大学生に1万円、という方もいらっしゃいますが、
実子・孫でもない限り金額が大き過ぎると思います。
経済的に余裕があるなら良いですが、負担になるようなら高額は避けましょう。
親戚の子へのお年玉まとめ
一言に親戚と言っても、お年玉を渡すならどこまでなのか悩みますよね。
ですがお年玉は「好意」ですので、
「渡したいと思った相手に渡す」と考えて良いと思います。
もちろん親戚付き合いで、
「自分の子にもらったから相手の子にも渡さないと!」
というケースもあると思います。
中には親族や身内でルールがある場合もありますので、
まずは両親や兄弟に相談してみるのが良いと思います。
参考になりましたら幸いです。