部屋干しは衣類乾燥機能と除湿機能どっちが乾く?電気代はいくらか つけっぱなし運転や窓開ける必要性など効果的な使い方を紹介

部屋干しで大活躍する除湿機ですが、
最近の除湿機は衣類乾燥除湿機と呼ばれる通り、
衣類乾燥機能が付属した除湿機が多く普及しています。

部屋の除湿だけでなく衣類乾燥もできるなんてお得!
と、衣類乾燥機能と除湿機能の両方がついた除湿機を買ったはいいものの、
いざ部屋干しで使おうと思った時、
どちらのモードで使うのがいいか迷うことはありませんか?

衣類乾燥モードも除湿モードも、
やっていることは除湿なので同じように思えるし、
どっちを選んでも変わらないように思えます。

ですが実は、
衣類乾燥モードで洗濯物を乾かすと、
除湿モードに比べて衣類の乾く時間は早く、電気代が高くなるんです。

具体的に乾燥時間や電気代がどの程度変わるのか、
また除湿器をつけっぱなしで使用した場合はどうか、
除湿機の使い方について合わせてご紹介します。

 

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部屋干しは衣類乾燥機能と除湿機能どっちが乾く?

部屋干しで洗濯物を乾かす場合、
除湿機の衣類乾燥機能と除湿機能はどっちが早く乾くでしょうか?

各メーカーの商品情報を見ても、
衣類乾燥モードにおける洗濯物の乾燥時間は公開されていることが多いですが、
除湿モードでの乾燥時間は掲載されていません。

そこで消費電力や電気代、に注目してみてみると、
衣類乾燥機能「標準」と除湿機能「強」は大体同じですが、
より洗濯物が早く乾く衣類乾燥機能の「速乾」では
2~3倍の消費電力・電気代になっていました。
(ここではパナソニックの衣類乾燥除湿機のデータを参考にしています)

このことから、
短時間で洗濯物を乾かす目的で使う除湿器においては、
衣類乾燥機能を使った方が乾きやすいといえます。

実際に我が家の除湿機(コロナ「CD-H1021」)の
衣類乾燥モードと除湿モードを比較してみるとそれぞれで風量が全く異なり、
衣類乾燥の方が温風も勢いがあり、早く乾かせられました

具体的な時間は計測していませんが、
いつもなら半日で乾く洗濯物が乾かずにいるので不思議に思っていたら
子供が「衣類乾燥モード」から「除湿モード」に切り替えていて、
風量が弱かったから時間がかかっていた、
なんてことが何度かありました。

実体験として衣類乾燥モードの方が早く乾くと感じています。

他のメーカーの除湿機でも同じような口コミ評価が寄せられていたので
どの除湿機でも共通して「衣類乾燥>除湿」で早く乾かせられるといえます。

衣類乾燥と除湿モードの電気代はいくら?

では衣類乾燥モードと除湿モードを使った場合、
それぞれ電気代は具体的にどの程度かかるでしょうか?

除湿機には3つの除湿方式があり、
これによって消費電力・電気代は大きく変わります。

  1. デシカント方式
    乾燥剤が集めた湿気をヒーターと熱交換器によって温めて水に変え、タンクに貯めて除湿する。
  2. コンプレッサー方式
    湿った空気を冷やして水滴に変え、除去することで除湿する。基本的にはエアコンの除湿と同じ仕組み。
  3. ハイブリット方式(デシカント方式+コンプレッサー方式)
    デシカント方式とコンプレッサー方式の良いところを組み合わせ、状況に応じて除湿方式を切り替えて除湿する。

メーカーによって1回あたりにかかる電気代は前後しますが、
ざっと見てみたところ、

コンプレッサー方式 > ハイブリッド方式 > デシカント方式

の順に安くなっています。

具体的に、次の項目で
代表的なメーカーの除湿機における1時間あたりの電気代を
調べてまとめました。

それを見ても、やはり上述の通り、
コンプレッサー方式が最も安く、デシカント方式が高くなっています。

衣類乾燥と除湿の電気代【シャープ】

SHARPはコンプレッサー方式とハイブリッド方式があります。

ハイブリッド方式の衣類乾燥は「速乾」モードで
コンプレッサー方式の消費電力より2~3倍大きく、
その分風量も多くて乾燥時間も短く済みますが、
消費電力はその分高く、1時間当たりの電気代としては
コンプレッサー方式よりもかなり高くなります。

ハイブリッド方式

「CV-NH140」(木造14畳 23㎥)なら次のようになります。

衣類乾燥 50Hz:18 円/h
60Hz:19 円/h
除湿 50Hz:7.4 円/h
60Hz:8.0 円/h
衣類消臭 50Hz:1.2 円/h
60Hz:1.2 円/h

コンプレッサー方式

「CV-L120」(木造14畳 23㎥)なら次のようになります。

衣類乾燥 50Hz:7.4 円/h
60Hz:8.2 円/h
除湿 50Hz:7.2 円/h
60Hz:7.8 円/h
衣類消臭 50Hz:1.3 円/h
60Hz:1.5 円/h

衣類乾燥と除湿の電気代【コロナ】

CORONAの除湿機はいずれもコンプレッサー方式のみです。

同じコンプレッサー方式でもシリーズによって
1回あたりにかかる電気代が異なりますが、
コンプレッサー方式自体が消費電力が小さいので、
電気代も他に比べて安価になります。

Hシリーズの「CD-H1021」(木造11畳 19㎥)なら次のようになります。

衣類乾燥時 50Hz:13.4 円/h
60Hz:14.3 円/h
除湿時 50Hz:5.3 円/h
60Hz:6.2 円/h
サーキュレータ時 50Hz:0.2 円/h
60Hz:0.2 円/h

Sシリーズ「CD-S6321」(木造7畳 12㎥)なら次の通りです。

衣類乾燥時 50Hz:5.1 円/h
60Hz:5.8 円/h
除湿時 50Hz:5.1 円/h
60Hz:5.8 円/h

Pシリーズ「BD-631」(木造7畳 12㎥)なら次の通りです。

衣類乾燥時 50Hz:4.3 円/h
60Hz:4.9 円/h
除湿時 50Hz:4.3 円/h
60Hz:4.9 円/h

衣類乾燥と除湿の電気代【パナソニック】

Panasonicはデシカント方式とハイブリッド方式があります。

除湿3方式の中でも一番消費電力が大きくなるデシカント方式は、
自社・他社どちらの除湿機においても
他の2つの除湿方式より電気代が高価になるとわかります。

デシカント方式

「F-YZUX60」(木造7畳 12㎥)の電気代です。

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衣類乾燥 仕上げ、速乾 50Hz:12.6 円/h
60Hz:12.6 円/h
おまかせ 50Hz:8.0 円/h
60Hz:8.0 円/h
音ひかえめ 50Hz:7.7 円/h
60Hz:7.7 円/h
除湿 おまかせ 50Hz:7.7 円/h
60Hz:7.7 円/h

ハイブリッド方式

「F-YHUX90」(木造8畳 13㎥)の電気代です。

衣類乾燥 50Hz:4.5 円/h
60Hz:4.8 円/h
速乾 50Hz:14.5 円/h
60Hz:15.0 円/h
標準 50Hz:4.6 円/h
60Hz:5.0 円/h
音ひかえめ 50Hz:4.5 円/h
60Hz:4.8 円/h
除湿 50Hz:4.6 円/h
60Hz:5.0 円/h
自動 50Hz:4.5 円/h
60Hz:4.8 円/h
50Hz:4.5 円/h
60Hz:4.8 円/h

衣類乾燥と除湿はどっちが早く乾いて電気代が安い?

メーカーごとの電気代をみてみると、いずれも共通して

「衣類乾燥機能」>「除湿」

の順に1時間あたりの電気代単価が高くなっています。

「衣類乾燥モード」は消費電力が大きいので
当然電気代としても高くなるのですが、
電気代の安い「除湿モード」で衣類を乾かそうとすると、
「衣類乾燥モード」よりも長く時間がかかってしまいます。

そのため、「衣類乾燥モード」の1時間あたりの電気代が高いとしても
乾くまでに使用する時間は短いので、
結果的に「除湿」より「衣類乾燥」の方が電気代を安く抑えることができます。

 

除湿機をつけっぱなしで寝るのはアリか 火事の心配は?

昼間仕事などで外出していたりすると、
夜しか洗濯できないことってありますよね。

部屋干しして除湿機を使いながら洗濯物を乾かすにしても、
夜通し除湿機を使っても大丈夫かな?と不安を感じている方も
少なくないと思います。

結論から言うと、
寝ている間も除湿機をつけっぱなしにして運転するのはアリです。

ただつけっぱなしで寝る場合にはいくつか注意が必要です。

基本的には貯水タンクが満タンになれば
自動的に除湿機が止まりますが、
湿度の低い時期などは途中で止まることなく、
朝まで除湿機が運転していることも少なくありません。

その場合、除湿機の性能が良ければよいほど、
室内の湿度が大きく下がっていることがあり、
非常に空気が乾燥してしまうことがあります。

また、長時間の運転で除湿機が発熱することもあります。

そうなると、ショートなどをしたときに
火事になってしまう危険が非常に高くなります。

そのため、夜中除湿機を付ける場合は

・貯水タンクを空にする
・タイマーをつける
・洗濯物が除湿機の上に落ちないようにする
・除湿機の傍に燃えやすいものを置かない

この点に注意して運転するようにしてください。

除湿機本体が発熱しやすい場合は、
タイマーでセットする時間も短めにすることが大事です。

それでは洗濯物が乾かなくて困る、
という場合には扇風機やサーキュレーターなどを併用して活用してください。

それだけで洗濯物の乾く速度が劇的に変化します。

衣類乾燥で除湿機つけっぱなしだと電気代はどうなる?

除湿機を衣類乾燥モードで24時間つけっぱなしにすることは
貯水タンクが途中で満タンにならない限り、
運転可能だとすでにお話ししていますが、
その場合にかかる電気代はいくらになるか気になりますよね。

24時間除湿機を運転した場合の電気代は、
前述の「衣類乾燥と除湿モードの電気代はいくら?」で書いた
各メーカーの除湿機 1時間あたりの電気代に
「×24時間」をした電気代が目安になります。
(電気代の料金プランで計算が変わるため、あくまで目安です。)

除湿方式でそれぞれ条件が近いものを抜き出すと
次のようになります。

こちらで比べてみても、
やはりコンプレッサー方式とハイブリッド方式の
電気代が安くなっているとわかります。

デシカント方式

パナソニック社「F-YZUX60」(木造7畳 12㎥)

仕上げ、速乾モード
12.6 円/h × 24 h = 302.4 円
おまかせモード
8.0 円/h × 24 h = 192 円

 コンプレッサー方式

コロナ社 Pシリーズ「BD-631」(木造7畳 12㎥)

衣類乾燥モード
4.3 円/h × 24 h = 103.2 円

ハイブリッド方式

パナソニック社「F-YHUX90」(木造8畳 13㎥)

速乾モード
14.5 円/h × 24 h = 348 円
標準モード
4.6 円/h × 24 h = 110.4 円

部屋干しで除湿機を使うとき窓開ける必要は?効果的な使い方!

除湿機をつけっぱなしで長時間運転すると
部屋の湿度が下がって乾燥しやすくなり、
最悪の場合火事に至るとすでにお話ししました。

それを聞いて、中には
「除湿機を使うときには窓を開けて換気する必要があるのでは?」
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

除湿機を使用するときは窓を閉めてください。

窓を開けていると、
外気の湿った空気が入り込み、
その湿気も取り除かなくてはならなくなるので、
余計に除湿機を稼働させる必要が出てきてしまいます。

無駄に電気代を増やすだけになってしまうので、
除湿機を使用する際は窓を閉め、
できればドアも閉めて密室状態で使うのが理想的です。

また、洗濯物は風にあたっている方が早く乾きますので、
(風が衣類の水分を吹き飛ばしてくれるため)
除湿機を使うと同時に、
扇風機やサーキュレーターを併用するのが効果的です。
(扇風機などを使用するならエアコンは使わなくても大丈夫です)

また、除湿機を置く位置も重要です。

部屋干しで衣類を高い位置に干している場合は、
除湿機を洗濯物の下部へ、

衣類を低い位置に干している場合は、
除湿機の風が洗濯物にあたるような位置置くこともポイントです。

部屋干しで除湿機を使うときのまとめ

洗濯物を室内干しで早く乾かす場合には、
除湿機を「衣類乾燥」モードで使うことがお勧めです。

1時間あたりの電気代でみると、
「除湿」モードより高くなりますが、
使用時間が短くなるため、
結果的には「衣類乾燥」モードの方が早く安く済ませられます。

除湿機を長時間つけっぱなしで運転することも可能ですが、
その際は火事にならないように、
タイマーをセットしたり、除湿機の傍に燃えやすいものを置かないように
注意して使ってください。

また、扇風機やサーキュレーターを一緒に使うと
より早く洗濯物を乾かすことができますので、
室内干しをされる際はぜひ併用も考えてみてくださいね。

 

 

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