地球温暖化の影響か、
春だなぁ・・なんて思った途端にいきなり気温が高くなりはじめ、
真夏日の続く毎日がやってきます。
ホント、やめていただきたい。←心の声
体力奪われまくりです。
そうなると、気を付けたいのが熱中症。
最悪の場合には死を招くこともあるので、厳重注意が必要です。
特に高齢の方や小さいお子さまは、
熱中症による死亡者数が多い、というデータがあります。
恐ろしいーー!
夏のレジャーといえば海水浴!ですが、水に浸かるとはいえ、炎天下。
きちんと対策をして、熱中症にならないよう上手に予防しましょう。
子供が海水浴で熱中症になるのはどんなとき?要注意ケースとは?
熱中症は
- 環境
- 身体
- 行動
が要因となり発症するケースが多いです。
環境
風が弱かったり、気温が高かったり。
湿度が高いのもそうですね。
身体
寝不足や低栄養状態、脱水症状などがあてはまります。
行動
十分な水分補給をしないまま激しい運動をする、
などがそれにあたります。
海水浴は、この 「発症要因となる要素」 がいっぱい!
ギラギラの太陽の下、気温は高いし、脱水状態になりやすいし。
さらにお子さまはハイテンション!
ウハウハで激しく遊びまくるでしょう。
そういう光景を見るのは微笑ましい限りですが、
お母さんは、そんな環境で遊ぶ子供を冷静に観察しましょう。
- 立ちくらみやめまいをおこしていませんか?
- 頭痛やだるさを訴えていませんか?
もし、少しでもそんな症状があれば、すぐに涼しいところに移動しましょう!
衣服を脱がし、とにかく身体を冷やします。
そして水分や塩分を与えます。
それでも改善が見られない場合は要注意!!
吐き気やけいれんといった症状が出たら一刻も早く病院に搬送しましょう。
海水浴の熱中症予防で準備することと注意するポイント
まずは何といっても水分が重要です。
多いかな・・と思う量に、さらに上乗せするくらいの準備をしておきましょう。
ただの水でももちろんよいですが
塩分・糖分・ミネラルを含み、身体への浸透性が高い、スポーツ飲料などがお勧めです。
また、同じものばかりだとお子さまは飽きてしまい、
「いらなーい!」
のひと言でまた水遊びに熱中・・・
それでは、身体が脱水状態になりかねません。
「のどが渇いた~」 と言い出す頃には、すでに身体は脱水状態なのです!
飽きがこないように、
ビタミンが豊富な果汁飲料やカテキンを含む緑茶、ミネラル豊富な麦茶など、
いろいろな飲み物を多めに準備しておきましょう。
これだけでも、荷物は結構重くなりそうですが・・ね。
万一、海水浴中に熱中症の症状が出始めたら、
すぐに涼しい場所に移動しましょう!と先ほど書きましたが
海水浴場では、その “ 涼しい場所 ” を見つけることがなかなか難しそうですよね。
そんなときは、あちこち探し歩く前に、作ってしまいましょう。
ということで、
- パラソルやワンタッチテント
- クッション
- レジャーシート
などを涼しくするためのアイテムとして準備しておきましょう。
かさばらない 「うちわ」 を持っていくとよいと思いますが、
暑い中、手動で風を起こすのは結構大変です!
ここは乾電池式の小型扇風機が便利ですね。
かさばりますが・・・・・・我慢。
前出の飲み物は、あらかじめ凍らせておくと、いざというとき氷嚢がわりに使えます。
わきの下や首の両脇、鼠径部などを冷やしてあげましょう。
あとはラッシュガードなる、水着の上に着るウエアも便利です。
通気性がよいので、身体の熱を放出しやすいうえ、紫外線も防いでくれます。
お子さまにはもちろん、お母さまにも嬉しいアイテム!
日焼け、怖いこわい!・・ですものね。
まとめ
私も熱中症経験者です。
幸い症状は軽かったのですが、それでもかなり辛かったことを覚えています。
あなたの大切なお子さまが辛い思いをしないよう、
前日は睡眠と栄養をたっぷり摂って、準備万端で海水浴に臨みたいものですね。
また、いろいろと準備をしたり、
お子さまの様子を見守ったりかさばる荷物を運んだり・・・。
とかくお母さまは、ご自分よりお子さまやご主人さまを優先しがちです。
お子さまももちろん大切ですが、お母さまご自身も熱中症にならないよう、
ご自分のことを大切に、ケアしてあげてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。