以前の記事で物件の内見時にチェックすること、を書きましたが、
一番大事なことを書き忘れていました。
それは、
【その物件に歓迎されている】と感じること。
これは友人の受け売りです。
私も言われたときは「???」と首を傾げてしまいましたが、
実際に内見してみてよくわかりました。
いくつか内見していると、
「なんとなく嫌な感じがする」
「早くここから出たい」
と感じる物件と、
「入った瞬間からドキドキワクワクする!」
「早くここに住みたいな」
と感じる物件があります。
条件的にはすごく良い物件なのに、どうしても契約までのあと一歩が踏み出せない。
心のどこかでブレーキをかけているんですね。
一方で、微妙な条件も含まれているのに、それでも住みたいと思える物件もあります。
私が最終的に決めた物件もそうでした。
よく、建物も生きている、と聞きますので、
「この人には住んでほしくない!」とか
「この人ならまあ住んでもいいよ」とか、
さりげな~く建物が伝えてきているのかな、なんて思いました。
私の場合、良い印象を持った物件は、
実際に生活を始めたときのことがすごくリアルに想像できました。
逆に、あまり良い印象を持てなかった物件は、
なんとなくは思いつくんですが、
ぽやぽやした現実味のないイメージしか持てませんでした。
駅から徒歩5分で玄関は二重施錠、テレビインターフォン付き。
お風呂の追い焚き機能有で、温水便座設置済。
ベランダは南向きでカウンターキッチン配備。
閑静な住宅街で2階部屋。
なんていう超好条件のお部屋だったんですけど。
惜しいことをしたかな、と全く思わないあたり、
今の物件がすごく気に入っているんですね。
今の物件は内見の段階から、
朝は何時に起きるから、まずはこれをああしてこうして朝食を準備して、
帰ってきたらまずこことそこをああして~、
と新生活での過ごし方までスムーズにシミュレーションできました。
実際に生活してみても違和感はないです。
なので、この部屋に歓迎されているのかな~と明るく考えています。
つらつら長くなりましたが、つまりは、
自分の直感が訴えることを軽視しない。
そこでの生活をリアルに想像できる物件がいい。
というのが私の所感でした。
そういえば、
内見でトイレと洗面所が一緒の部屋になっている物件を見ました。
トイレとお風呂、お風呂と洗面所はこれまでいくつも見ましたが、
トイレと洗面所が一緒になっているものもあるんですね。
トイレの手洗い場としての洗面所ではなく、
洗面台と脱衣場を兼ねている部屋です。
これも欧米式デザインらしいですね。
アメリカでは一つの家にバスルームが複数あるのは一般的で、
そのバスルームにはトイレと洗面所も一緒になっているのだとか。
ゲストが宿泊するときに、
ホストの都合を考えずに使える利便性からそういう構造になっているとのことで、
なるほど~と感心しました。
確かに今の日本でも、二世帯住宅でトイレやお風呂が2つずつある、
なんていう物件もよく見るデザインですね。
私の実家も2階建てで、1階と2階のそれぞれにトイレがあり、
お客さんが来たときは1階を使ってもらい、家の人間は2階を使うようにしています。
こういうケースと一緒、ということですね。
また一つ勉強になりました!
・・・とはいえ、一つしかないバストイレなら同じ部屋は
やっぱり嫌かなと思う私でした(^^;)