子供が大きくなり、地方から都心の大学に行くことになったとき、
悩ましいのは子供への仕送りですよね。
初めて子供に仕送りをするとき、
どうしたらいいのか分からずに困っている親御さんもいると思います。
今回は子供への仕送りをどうすればいいのか、
仕送りの平均額や、やり方について一例をご紹介します。
仕送りを大学生にするときの平均相場はいくら?
大学生の子どもに仕送りをするとき
世間ではどのくらい仕送りしているのか、
子供に送る額が少なすぎないか、多すぎないか気になりますよね。
仕送りの平均額は?
大学生の子どもへの仕送りの平均額は 7万円前後 です。
大学生ともなれば、先輩後輩との付き合いや、
教科書などの教材費、食事代など色々お金もかかってきます。
実際、大学生の1か月の平均支出額は12万円と言われていますので
平均仕送り額では全てはカバーしきれていませんよね。
これは、仕送りで全て賄うのではなく、家賃と光熱費相当額を親が負担し、
足りない部分の費用については子供自身がアルバイトや奨学金で賄うように、
と考えている家庭が多いためです。
仕送りを大学生にするならどんな方法がおすすめ?
子供に毎月仕送りをするときに一番気になることは
銀行への振込手数料ですよね。
仕送りの際の振込手数料がかからない方法は3つあります。
一つの口座で資金の移動をする
一つの口座で資金を移動すれば
振込手数料や口座振替などの料金はかかりません。
これは、両親が通帳を、子供がキャッシュカードを持ち、
親が通帳からお金を振り込んで、
子供がカードでお金を引き落として使うやり方です。
この方法のメリットは、両親が持っている通帳に記帳することで、
子供がいつお金を引き落としたのか把握出来ることです。
子供の生活状況を間接的に把握することが出来る面もあるので
最もよく行われている方法です。
代理人カード
親が通帳を持って振り込みする方法も便利ですが、
キャッシュカードがないと不便なことも多々あります。
そんな時に便利な方法は銀行で手続きをして発行される、
代理人カード
です。
代理人カードは、口座一つでキャッシュカードを二枚作れます。
両親と子ども、それぞれがキャッシュカードを持てるので、
カードがないことの不便さはなくなります。
ただ、この代理人カードは発行するまでに時間がかかってしまいますので
作る場合はできるだけ早く手続きをすることをおススメします。
口座を二つ作って振替を行い資金の移動をする
親が通帳(またはカード)、子供がキャッシュカードを持つ方法は便利な一方、
双方の近くに対応する銀行がないと不便なこともあります。
(最近はコンビニが多くの銀行ATM対応しているので以前よりマシになりましたが)
楽に資金移動するなら、口座を二つ作って振替するのもおすすめです。
やり方は、
銀行口座を二つ作る
一方の口座にお金を入金する
もう一方の口座に振り替えで送金する
同じ銀行間での振込は手数料がかからないことも多いので、
手数料の心配をせずにすることができます。
また、自動で毎月指定の口座に送金するサービスもありますので
毎月定期的に仕送りするのが大変な方には便利なやり方ですね。
ですがこの方法は銀行によって断られてしまうことがありますので
口座を作る前に銀行に確認をしてみてくださいね。
仕送りはお金以外だとどんなものがいい?
これまでお金を前提に仕送りのやり方をお話してきましたが、
お金以外に物品で仕送りするのも一つの手です。
大学生への仕送りで食べ物は喜んでもらえる?
大学生への仕送りでお金以外といえばやっぱり食べ物!
ですが送ってもらって嬉しいものと、そうでないものはあります。
今回は仕送りで喜んでもらえるものをご紹介します。
日持ちするもの
大学生の仕送りで喜ばれるものは
長期にわたって日持ちするレトルト食品や缶詰などです。
これらの食品はもしもの時のために置いておくこともできますし
急いで食べる必要もないため非常に重宝されます。
日持ちしないものは、
宅配ミスで到着が遅れ、届いたころには腐っていた、なんて危険もありえます。
日持ちしない生ものを渡す場合は対面で渡せるときにしましょう。
手間がかからない物
大学生のほとんどは自炊をしたことがない人ばかりなので
できるだけ簡単においしく食べたいと思っています。
また時期によっては忙しすぎて中々食事の準備に手が回らないが場合も。
そんな時に手間のかからないカップ麺や冷凍食品の仕送りは
非常に喜ばれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仕送りと言っても様々な方法があります。
両親と子供で十分に話し合い、双方が楽にできる方法になさるのが一番です。
楽しい大学生活を送れるようにしてくださいね。