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風邪で味がしないとき食事はどうしたら?解消に亜鉛の摂取をおすすめ!

風邪で味がしないとき食事はどうしたら?解消に亜鉛の摂取をおすすめ!

風邪を引くと「体が重い」「体温が高い」「ニオイを感じない」
「味がしなくなった」など体の様々な機能に対して悪影響が出ます。

具合が悪いときこそ栄養が必要ですが、
何を食べても味がないと食欲も失せてしまいますよね。

無理やり食べてみたら気持ち悪くて吐いたり、
食べやすいものだけ優先に摂っていたら栄養バランスが偏って
むしろ風邪が悪化してしまい逆効果に、なんてこともよくあります。

そこで今回は、味がしなくなったときの解消法についてお話したいと思います。
一例としてご参考いただけると幸いです。

 

 

風邪で味がしないとき食事はどうする?

風邪を引くと喉や鼻の粘膜に炎症が起きます。

その影響で嗅覚や味覚に違和感が生じることがあり、
「ニオイがわからない」「味を感じない」といった症状が出てきます。

基本的にはこれらの症状は、風邪が緩和するか治れば戻るので
深刻に悩むことはありません。

その間の食事も、体に負担をかけないように、
油っこいものや辛いものなど刺激性の高いものは避けるようにしましょう。

具体的には、スナック菓子などの糖分や油分が高いものを避け、
コーヒーも刺激性が高いので飲むのは控えましょう。
アルコールも治るまでは飲むのをやめましょう。

また食べやすいからとパスタやうどんばかり摂りがちですが、
それでは栄養が炭水化物に偏ってしまうので、
「梅干しのお粥」や「果肉入りヨーグルト」などで
ミネラルやビタミンも摂っていく
ことをお勧めします。

味覚がない中でも食べられそうであれば、
トマトなどの緑黄色野菜も積極的に摂りましょう。

ちなみに、処方された薬を飲んで味が分からなくなった場合は、
風邪の影響ではなく薬の副作用が原因の可能性があります。
事前に一時的な味覚障害になることの説明があったならばともかく、
なかった場合は処方した医師に相談しましょう。

過去に処方薬の副作用で味が分からなくなったケースでは、
風邪の完治と薬の服用をやめたときから味覚障害が回復しています。

また、あまりにも喉の痛みや発熱が収まらずに長引くようであれば、
風邪ではなく副鼻腔炎にかかった可能性もあるので
医師の診察を受けることをお勧めします。

 

風邪で味がしないときの解消方法!

風邪を治すことが一番の解消法です。

そのために大事なことは、
「安静にして、こまめな水分補給と消化にいいものを食べること」です。

風邪に直接効く薬は存在しません。
薬で軽減することはできても、根本的に治せるものではないので、
本人の自己治癒能力で風邪を治す他ありません。

人間の体は睡眠時に免疫力を強化します。
睡眠する時間を取って免疫力を上げることで治りも早くなります。

ちなみに、ポカリスエットなどの清涼飲料水や
ビタミン剤を飲むのも効果あります。

あとは治りかけの風邪を悪化させないように
外出するときは必ずマスクを着用し、
出先から戻ったときはうがいと手洗いもしましょう。

風邪で味がしないときは亜鉛を摂る!

人間の体は亜鉛が欠乏すると味覚異常につながると言われています。
亜鉛不足による味覚麻痺は亜鉛を摂取することが大事です。

亜鉛は味覚だけでなく免疫細胞の回復に効果があり
逆に亜鉛が不足しているから風邪を引きやすくなるという話もあるくらいで、
風邪の場合においても摂取は有効です。

現在は「風邪を引いたらビタミンより亜鉛」と言われるくらい、
亜鉛による効果の有意性が高まっています。

食事は亜鉛が含まれる食品を使ったものを摂りましょう。
亜鉛が含まれる食品としては、牡蠣、牛肉が多くなっています。

これ以外にも、

  • 鶏肉(レバー)、豚肉(レバー)
  • マトン(モモ)
  • ズワイガニ、タラバガニ、毛がに
  • 卵(卵黄)
  • タラコ
  • 煮干し
  • パルメザンチーズ、プロセスチーズ
  • 松の実
  • ゴマ
  • 抹茶(粉)

といったものがあります。

ですが、風邪の影響で食欲がないから食べられないケースもありますよね。
そんなとき、手軽に摂れてお勧めなのはサプリメントです。
食事の合間にも亜鉛のサプリメントを摂るようにしましょう。

とはいえ「風邪を治すために亜鉛を摂ろう」と過剰に取るのは止めましょう。
亜鉛の過剰摂取は鉄分の吸収を邪魔するので貧血になる可能性もあります。

亜鉛に限らず、栄養の過剰摂取には気を付けましょう。

 

風邪で味がしないときのまとめ

風邪で味覚に異常がでることはありますが、
風邪以外にも味覚に異常が出る場合もあります。

あまりにも長期間味覚に異常がある場合は、
風邪以外のケースもありえますので、医師の診察を受けるようにしましょう。

また、原因がいずれの場合であっても、
亜鉛の摂取は味覚の回復、免疫力アップに効果があります。
亜鉛によって風邪を引きにくくなった例もありますので、
風邪が治っても、積極的に亜鉛を摂っていくことをお勧めします。

味覚を治すなら、その原因である風邪を治すことが一番です。
何よりもまずは体を休ませてあげることを優先しましょう。