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【台湾カステラの真実とは】流行した理由や歴史、レシピを解説!専門店やコンビニスイーツのランキングも合わせて紹介

韓国では2017年に台湾カステラが大ブームとなりましたが、あるテレビ番組で台湾カステラ専門店「大王カステラ」の製造方法が「台湾カステラの真実」として暴露されたことをきっかけに、一気にブームが終わってしまった過去があります。

そんな台湾カステラですが、最近はコンビニでも販売されていますし、街中でもよく見かけるようになりましたよね。

 

どんなお味なのか一度試してみたいと思っているあなたに、この記事では台湾カステラ流行の理由や歴史、自分で作れるレシピや人気の台湾カステラ専門店をご紹介していきます。

 

台湾カステラの真実とは

「台湾カステラの真実」とは、2017年に韓国で放映されたテレビ番組「食物Xファイル」で暴露された内容のことを指します。

台湾カステラの最大手チェーン「大王カステラ」は、新鮮な卵と小麦粉しか使っていないことを売りにしていましたが、実際には乳化剤や膨張剤などの添加物、さらには古いクリームや安価な粉ミルク、大量の食用油などが使われていたと番組内で暴露されたのです。

この番組が放映されたことで台湾カステラに一気に良くないイメージが広まり、韓国での台湾カステラブームは終わりを迎えました。

 

しかし、販売されている焼き菓子などのスイーツに乳化剤・膨張剤などの添加物、食用油が使われるのはごく一般的です。

番組ではそれをあたかも体に悪影響があるかのように過剰な演出をしていたようです。

ちなみに「食物Xファイル」は他の放送でも過剰な演出があり、最終的にはやらせ疑惑で打ち切りとなりました。

 

というわけで、食品偽装は許されるものではないですが、番組で暴露された製造方法や材料には問題なかった、というのが真実のようですね。

 

台湾カステラが流行した理由と歴史

台湾カステラ流行の理由はなんといってもSNS映えする見た目ではないでしょうか。

農林水産省が発表している「2021年流行スイーツ予想」にも選出された、注目度の高いスイーツです。

 

台湾カステラは起源をたどると、日本統治時代に日本人が持ち込んだカステラが台湾風にアレンジされたものなんです。

当時の台湾でカステラは昔ながらのケーキという意味の「古早味蛋糕(グザォウェイダンガォウ)」と呼ばれ、現在のようにプルプルふわふわな食感ではなくパサパサしたケーキだったそうです。

その後、2000年代に入り、個々のお店で改良が進んだ結果、現在の台湾カステラのようなスタイルが出来上がったようです。

このカステラに目を付けたのが韓国人旅行客でした。

映える見た目と新食感のおいしさが韓国内で広まり、2016年ごろから韓国内で一大ブームが巻き起こりました。台湾カステラというネーミングも韓国で生まれています。

2021年ごろからは国境を越え、日本でも人気スイーツとなりました。

同年1月に公開された大人気映画「パラサイト」に台湾カステラが登場したことも、認知度アップの一因となっているかもしれませんね。

 

■台湾カステラのレシピ

次は台湾カステラのレシピをご紹介します。

プルプルふわふわの台湾カステラを自宅で作ることができたら、思い立った時にすぐに食べられるので嬉しいですよね!

 

<材料>18cm角型
・サラダ油  80g
・薄力粉  100g
・卵        6個
・牛乳     100g
・砂糖     100g

 

<作り方>
【準備】
・型にクッキングシートを敷いておく
・卵を卵白と卵黄に分ける。卵白は冷蔵庫で冷やす
・オーブンを150℃に予熱しておく
・小麦粉をふるっておく

    1. 耐熱のボウルにサラダ油を入れ、600Wのレンジで1分ほど加熱します
    2. のボウルにふるった薄力粉を入れ、ホイッパーでよく混ぜます
    3. 別の耐熱ボウルに牛乳を入れ、600wのレンジで30秒ほど加熱します
    4. を2.のボウルに加えて軽く混ぜます
    5. に卵黄を加え、よく混ぜます
    6. 別のボウルに卵白を入れて、ハンドミキサーで泡立てます。ほぐれたくらいで砂糖を加え、さらに泡立てます(泡立て過ぎず、角が垂れるくらい)
    7. のボウルに6.のメレンゲを少し加え、ホイッパーで混ぜます
    8. 混ざったら、残りのメレンゲが入ったボウルにをすべて加え、ゴムベラでムラがなくなるまで混ぜます
    9. を型に流し込みます。型の底をテーブルに2~3回軽く打ち付けて、平らにならします。表面はゴムベラで整えます
    10. 天板に乗せて、水を加え、150℃に温めたオーブンで60分焼きます

焼けたらすぐに型から外します

工程が多いように見えますが、材料も少なく、コツを掴めば意外と簡単にできますよ!

焼きたてのふわふわ食感、冷やした後のしっとりした食感、二通りの美味しさをぜひお試しください。

 

台湾カステラ専門店はどこにあるか

次におすすめの人気台湾カステラ専門店を3つご紹介します。

東京のお店が多いですが、お取り寄せも可能なところもあります。

 

新カステラ

新カステラは2017年に日本初の台湾カステラ専門店として誕生しました。

イエローとブラウンのコントラストが目を引く可愛らしいお店が高円寺と浅草にあります。

生クリームをサンドしたものや、月ごとの限定品など種類が豊富なところがおすすめですよ。

オンラインショップからも購入可能で、冷蔵対応の商品と冷凍対応の商品を選べるので、用途によって使い分けられてありがたいですね。

 

名東

台湾で行列のできる台湾カステラ専門店「名東」。2022年6月10日に日本第一号店がオープンしました。場所は吉祥寺-キラリナ京王吉祥寺の2階にあります。

お店を運営する株式会社フークルは、台湾で50を超すカステラを食べ比べた結果、名東のカステラの味に惚れ込み、担当者がコロナ禍のなか3年にわたって口説き続け、ようやく日本でのオープンにこぎつけたそうです。開店から閉店までカステラを焼き続け、常に焼きたてが提供されます。

本場台湾のカステラを日本で食べることができるなんて嬉しいですよね。

 

台湾甜商店

次にご紹介する台湾甜商店は全国に20店舗ほどあり、関東では東京・神奈川を中心に6店舗を展開しています。台湾カステラや台湾かき氷、豆花などの台湾スイーツをはじめ、ルーローハンなどのお食事も楽しめるお店です。あえて一晩寝かせるというカステラは全体に味が馴染み、卵の風味も強く感じられるんだそう。サイズもちょうどよく、パッケージがとても可愛いので、手土産にすればとても喜ばれると思います!

 

台湾カステラのコンビニスイーツランキング

コンビニで売られている台湾カステラをランキング形式でご紹介します。

 

1位:セブンイレブン

セブンイレブンの台湾カステラはオーソドックスな見た目でクリームがサンドされていないタイプ。甘さ控えめでふわしゅわな食感がSNS上でも好評のようです。セブンイレブンのホームページで台湾カステラの商品ページは見つけられず、店舗限定で販売されているという情報もあるようです。見つけたらラッキーですよ!

 

2位:ローソン

ローソンの台湾カステラはふわしゅわの食感が特徴で、生クリーム入りのクリームと練乳ソースがたっぷりサンドされています。片手でも食べやすい形状になっているので、オフィスなどでも食べやすいでしょう。

 

3位:ファミリーマート

ファミリーマートの台湾カステラは生地の間にほんのり塩気が感じられるクリームがサンドされています。

SNS上でも好評で、店舗によっては入手困難となっているところもあるようです。

 

まとめ

今回は台湾カステラについてご紹介しました。

台湾カステラの真実という衝撃の事件もありましたが、プルプルふわふわの食感はぜひ試してみたいものです。魅力的な専門店がたくさんあることがわかったので、食べ比べして楽しみたいですね。