朝の寝起きにさっぱりしたい!夜に入るより毎朝のお風呂が快適で習慣になっている人もいるでしょう。
夏などの暑い季節になると寝起きに汗がびっしょり、なんてことがあると思います。
わたくし地域では早朝から温泉を開いている入浴施設が多く、よく利用していました。
確かに、朝お風呂に入ると気持ちがすっきりしたり、その後の活動にも効果的で仕事のモチベーションがあがることでしょう。
しかし、朝風呂は体によくないとか、早死にしてしまうなど、さまざまな情報を耳にしたことがあるとおもいます。
朝風呂は入り方を間違えると入浴中に亡くなってしまう危険があります。
今回は朝風呂について説明したいと思います。朝風呂で得られる効果や正しい入り方を考察していきます。
「朝風呂は早死にする」のは本当か
朝風呂で早死にするということは本当なのでしょうか。
結論から申し上げますと、
朝風呂は入り方を間違えると入浴中に亡くなってしまう危険があります。
特に高齢者の方や持病を抱えている人の朝風呂は大変危険ですので気を付けなければなりません。
高齢者の朝風呂が危険な理由
朝の入浴によって引き起こされる急な血圧の変動で、意識を失って転倒し、怪我や湯舟で溺れてしまう可能性があります。
高齢者の朝風呂には注意をしてください。
たとえ高齢でなくても寝起きの状態の体で朝風呂に入ることはリスクを伴います。
睡眠中は大量に汗をかき、体の中の水分失われている状態です。
そうなると血管の血液中の水分が減りドロドロの血液になっている可能性が高いです。
そうなると血流が悪くなり、体の機能が低下し、血管に負担がかかってしまいます。
そのような状態で朝風呂に入ると、さらに水分は失われ体全体に負担がかかります。その結果朝風呂中に、めまい、動機、息切れなどの症状がでることも考えられます。
【朝風呂の効果】デメリット・メリット
朝風呂で気を付けて欲しい点が他にもあります。
まずはデメリットから紹介していきますね。
【デメリット】
【メリット】
朝風呂は悪いことだけではなく良い効果もあることがわかりました、
朝風呂の適切な入り方とは
朝風呂は対策さえすれば、安全で効果的に楽しむことができます。
では朝風呂の正しい入り方を説明させていただきたいと思います。
朝風呂に入る前の注意点
・入浴前後には必ず水分補給を行う
・真冬の寒い時期は浴室や脱衣所の温度差が
ないよう温めておく
・熱すぎるお湯は避ける(38℃~40℃が適温)
・長風呂せず、短時間ですませる
・前日の飲酒は控える
・入浴後は髪や頭皮をしっかり乾かし、スキンケアも
行う
この方法は、あくまで若くて健康な人が対象になります。
高齢者や持病のある方の朝風呂はリスクがあるので
控えてくださるようお願いします。
朝風呂はシャワーだけでも効果があるのか
では、朝風呂といっても、湯舟に入らずシャワーだけの場合はどうでしょう。
朝、会社や学校に行く前にシャワーだけでも浴びたいと考えている人も多いと思います。
わたくしも若い頃は朝のシャワーだけで済ませることがよくありました。
夏の場合は湯舟に入りたくないという気持ちがあったのでそれはそれで良かったです。でも冬の場合は少し違いました。
真冬の朝は寒いのでシャワーだけですと体が冷えて震えていたのを覚えています。みなさんも経験していると思いますが…
良い効果があったのかわかりませんが、今現在は夜の入浴に落ち着いています。
では、朝風呂のメリットは先ほどの記事でお伝えしましたが、夜に入浴しないで、朝だけシャワーをすることはあまりおすすめしないということがわかりました。
その理由をまとめて説明させていただきます。
頭皮湿疹
朝は時間に余裕がなく、髪をしっかり洗えていない可能性があります。
また洗い残しや、すすぎが不十分になり、ふけやかゆみが出てそこから頭皮湿疹の原因につながることが考えられます。
皮脂膜が薄くなる
朝シャンをすることによって、頭皮の膜が洗い流されます。
その状態で外にでると、紫外線をうけ頭皮にダメージを与え、さらに薄毛や抜け毛の原因にもつながります。
ニキビ・肌荒れ
1日の汗や汚れを落とさずそのまま寝てしまうと、汗や皮脂が酸化し体臭の原因になります。雑菌が繁殖してニキビや肌荒れを引き起こしてしまう可能性があります。
整髪料
髪の毛にワックスや整髪料をつけている場合は、夜の就寝中に日中の汗と混ざって雑菌が広がり、汚れや油分が毛穴に詰まる恐れがあります。そうしたことにより頭皮トラブルが発生します。
補足ですが、朝のシャワーを浴びる際、時間は5分以内に終わるようにしましょう。温度は41℃が最適です。
風呂は朝夜2回入っても影響ないか
最後に、お風呂は朝夜2回入っても体に影響はないのか考察していきたいと思います。
結論から申し上げますと、朝夜のお風呂は少なからず影響が出ると考えられます。
朝と夜2回入ることによって起こるデメリット
・洗いすぎで体に負担がかかる
(肌や頭皮が乾燥してしまう)
特に洗浄力が強いシャンプーやボディーソープをお使いの方は注意が必要です。
対策として朝夜2回お風呂に入る場合は、ボディーソープやシャンプーの使用は1日1回で済ませるようにしましょう。
まとめ
今回の記事は、朝風呂は早死にするのかということについてお伝えしました。
朝風呂は適切な入り方をすればさまざまなメリットがあることがわかりましたね。
みなさんの健やかな生活にとって欠かせないお風呂。
さまざまなライフスタイルに合わせて毎日の入浴を楽しんでいただけたらと思います。