お弁当の時にあると便利なスープジャー。
冷房の効いている職場や、冬の寒い日には温かいスープでほっと一息つきたくなりますよね。
ただ、スープジャーにはどんな種類のスープでも入れていいわけではありません。
次の挙げるようなものは入れないようにしましょう。
- 生もの(肉・魚介類・乳製品・卵)
- 炭酸飲料
- ドライアイス
また、スープジャーに入れた料理は、
腐敗して発生した二酸化炭素によって容器内部の気圧が上昇し、
最悪の場合爆発の恐れもあります。
スープジャーの料理は6時間以内には食べるか、破棄するようにしましょう。
こちらの記事では、入れてはいけないもの・入れていいもの、
食中毒にならないために気を付けることなどを中心にまとめています。
スープジャーを使って食事を楽しもうと考えている方の参考になったら嬉しいです。
スープジャーに味噌汁を入れると腐るのか【入れてはいけないもの】
スープジャーに入れてはいけないものとして、
象印の公式サイトでは次の3つを入れてはいけないものに挙げています。
- 生もの(肉・魚介類・乳製品・卵)
- 炭酸飲料
- ドライアイス
これらは、他社のスープジャーでも基本的に共通の入れてはいけないものです。
生ものにあがっている乳製品を含むスープは
種類が豊富ですので、注意が必要です。
ミルクスープやシチュー、クラムチャウダーなどは
過熱してありますので腐りにくくはありますが、
長時間スープジャーに入れておくことがないようにしましょう。
また、お味噌汁などは具材によって注意が必要です。
豆腐やしじみ、アサリ、なめこなど、傷みやすい食材は避けるようにしましょう。
スープジャーに入れていいもの
前項で紹介したもの以外はどの食材を入れても特に問題はありません。
ただ、保温・保冷機能を高めるためにやっておいたほうがいいことがあります。
保温の場合
温かい料理を入れる前にスープジャーに熱湯を入れて2分おき、余熱をしましょう。
食材を入れる直前に湯切りをしてから使用します。
保冷の場合
冷たい料理の時は氷や氷水をスープジャーに入れておき、
料理を入れる前に出すようにすると保冷が長持ちします。
スープだけではなく、ご飯や麺を入れたり、冷たい料理やデザートを入れることもできますので、
温度管理に気を付けながらいろいろな料理を楽しむことができます。
スープジャーはお弁当箱代わりにできるか【丼ものはアリか】
スープジャーだけをお弁当としてもっていきたいという方も少なくありません。
実際のところ、スープジャーはお弁当箱の代わりとしても利用できるのでしょうか?
スープジャーの大きさが3種類ありますが、
サイズごとにそれぞれ向き不向きがあります。
- 【スープジャーのサイズ】300ml
スープやデザートを入れるのにちょうどいいサイズです。 - 400ml
リゾットや具沢山の食べるスープにちょうどいいサイズです - 500ml
カレーなど具の多いおかずや麺類を入れる場合など、
お弁当箱代わりに使うのにちょうどいいサイズです。
お弁当箱の代わりとして使用したいという方は、
500mlくらいの容量のものを選ぶと間違いないと思います。
また、丼ものをもっていきたいという方には
丼型のランチジャーがおすすめです。
ご飯を入れるところと具材を入れるところが別々になっていますので、
ご飯と具材をどちらも温かい状態で持ち運ぶことができます。
スープジャーにコーンスープを入れると爆発の危険アリ
長時間スープジャーに食べ物を入れっぱなしにしていると、
開けたときに爆発(中身が飛び出す)事故が報告されています。
調べてみると、
「パスタを入れてから2日たち、蓋が開かなかったためお湯で温めたら爆発した。」
というものや、
「味噌汁を入れてから8時間以上経過後に蓋を開けたら中身が飛び出した。」
というものがありました。
原因としては、腐敗して発生した二酸化炭素によって
容器内部の気圧が上昇したためだと考えられます。
コーンスープに限らず、
スープジャーに入れた料理は6時間以内には食べるか、破棄するようにしましょう。
スープジャーで食中毒にならないよう気を付けること
スープジャーで食中毒にならないようにするには、温度管理が大切です。
腐敗菌は25~40℃で多く繁殖します。
そのため、食べるときに人肌くらいに冷めてしまうスープジャーでは腐りやすくなってしまいます。
また、スープジャーに入れる時点で25~40℃では、
保温機能がいくらよくても腐りやすくなるため、熱々の状態で入れるようにしましょう。
保温機能の目安としては59℃以上が6時間続くものなど、
機能性の高いものを選ぶようにしましょう。
保温機能はどれだけ性能が良くても時間とともに下がっていきます。
食べ物が腐りやすい夏場はもちろん、
その他の季節でも6時間以内には食べるように心がけてくださいね。
まとめ
温かい料理はもちろん、冷たい料理にも使えるスープジャー。
今回は温かい料理を入れる際に気を付けたほうがいいことについてを中心に紹介させていただきました。
調べてみると公式サイトなどで
おすすめのレシピがスープジャーのサイズごとに紹介されていたりします。
ぜひお気に入りのレシピを見つけて
お弁当の時間をより楽しいものにしてみてくださいね。