朝シャンしないと頭皮がベタベタで気持ち悪い!
そんなお悩みをお持ちの方は、
もしかしたら、その朝シャンが原因で頭皮がベタベタしているのかもしれません。
なぜなら頭皮は洗い過ぎてしまうと、乾燥を防ごうと過剰な皮脂が分泌されてしまうから。
今回は、朝シャンをやめたら髪のベタベタは改善されるのか、
朝シャンのメリットデメリットや湯シャンをはじめとする朝シャンの代用方法についてご紹介します。
朝シャンしないと髪がベタベタして気持ち悪いと感じる原因
朝シャンをしないと、なんだか髪がべたつく…という方は、
もしかすると「シャンプーのし過ぎ」が原因かもしれません。
汚れを落とすために何度も何度もシャンプーをしてしまうと、
必要な皮脂まで洗い流してしまい、今度はカサカサになるほど乾燥してしまいます。
すると、頭皮は乾燥を防ごうと、
必要以上に皮脂を出し続け、結果的に「ベタベタ」になってしまうのです。
そしてまた、ベタベタが気になって必要以上にシャンプーをしてしまうという悪循環。
洗っても洗ってもなんだか髪の毛がべたつくという方は、もしかすると洗い過ぎが原因かもしれませんよ。
ちなみに、頭皮の脂をごっそり洗い流してくれるようなシャンプーも、場合によっては「洗い過ぎ」となり、余計に髪の毛がベタベタしてしまう原因になるので気を付けてくださいね。
朝シャンをするメリットとデメリット
朝シャンをすると洗い過ぎになって髪の毛が余計にベタベタしてしまうと聞いても、
やはり朝シャンはスッキリ気分が爽快になるので、やめられないという方もいると思います。
そこで、朝シャンをするメリット・デメリットについても確認してみましょう。
朝シャンをするメリット
朝シャンをするメリットは主に以下の3つ。
朝起きてシャンプーをすると、とてもサッパリしますから気持ちよく1日を過ごすことができますよね。
特に夏場は寝汗をかいて、体中ベタベタしてしまうことも多いですから、汗を洗い流してスッキリできるのはメリットと言えます。
朝シャンをするデメリット
一方、朝シャンをするデメリットは以下の3つです。
先ほどもご紹介したように、夜もシャンプーをして朝シャンもするという方は、
洗い過ぎになり、頭皮の乾燥から余計にベタベタしてしまうことがあります。
それとは別に、朝シャンの習慣があるからと夜のシャンプーをせずに寝てしまう場合は、
頭皮の毛穴が汚れで詰まりやすくなってしまうことがあり、薄毛の原因になることも。
枕なども汚れてしまい、そこからカビやダニが繁殖する恐れもありますから、
夜寝る前のシャンプー習慣に切り替えるのがおすすめですよ。
また、朝の支度に時間がかかってしまうのもデメリット。
朝シャンだと時間を気にしてすすぎが不十分になってしまうこともあり、
頭皮に負担を与えてしまうことになるので注意が必要です。
朝シャンをやめた結果どんなことが起きるか
朝シャンの習慣があった人が朝シャンをやめたら、どんなことが起きるのでしょうか?
実際に私の夫の話を例にとってご紹介しましょう。
夫は仕事でいつも深夜帰宅が多かったので、若いころから朝シャンが習慣化していました。
すると、30代後半から少しずつ薄毛や抜け毛が気になるように。
さらに40代になってからは薄毛が進行し、ついに病院で診察してもらうことにしました。
診断結果は、「毛穴詰まりによる薄毛」。
毛穴が汚れで詰まり、生えてくるはずの毛が生えなくなっていたのだとか!
それ以降、朝シャンの習慣をやめ、夜にしっかり洗うようにしたのですが、その結果、みるみるうちに薄毛が解消されていったんです。
「なんか、髪の毛増えたね。」「若くなったね。」なんて娘にも言われ、大喜び。
やはり朝シャンの習慣は、頭皮には良くないのかもしれませんね。
朝シャンはお湯だけでも効果があるか
朝シャンの習慣があった人にとっては、
いくら朝シャンにデメリットがあると聞いても「朝シャンをしてサッパリしたい!」と思いますよね。
そこでおすすめなのがシャンプー剤を使わない「湯シャン」。
寝ている間にかいた汗をすっきり洗い流すために、
シャンプーではなく、ただのお湯で洗い流すという方法です。
お湯だけならば、必要な頭皮の脂を洗い流してしまう心配もなく、
すすぎ不足による毛穴詰まりもありません。
たしかにシャンプーを使った方がスッキリする効果は得られますから、
なんとなく物足りなさを感じるかもしれません。
ですが、お湯で洗い流すだけでも朝の目覚めの効果は得られます。
お湯で洗い流した後は、毛先にだけコンディショナーを付けると保湿効果があり、
スタイリングもしやすくなるのでおすすめです。
朝シャン代わりに髪をきれいにする方法
朝シャンは、やり方によっては薄毛に繋がる危険があります。
でもどうしても朝出かける前に髪の毛をスッキリきれいにしたいという方は、
湯シャン以外にどうやってきれいにしたら良いのでしょうか?
おすすめの方法をご紹介します。
ドライシャンプーを使う
朝シャンや湯シャンをせず、なるべく短時間でサッと髪の毛をきれいに整えたい方におすすめなのが「ドライシャンプー」。
スプレータイプやミストタイプなどがあり、髪の毛にシューっと吹きかけるだけで、気になるニオイや汗のベタベタを解消してくれます。
シートタイプのものなら持ち運びもしやすく、バッグの中に忍ばせておけば、外出先で気になったときに使えて便利ですよ。
蒸しタオルを使う
朝シャン代わりに髪の毛をスッキリさせたい方には蒸しタオルもおすすめ。
タオルを軽く水で濡らし、絞ってから電子レンジで数秒温めたら蒸しタオルの完成です。
ヤケドに気を付けながらタオルを持ち、頭にターバンのように巻いて15~20分くらい放置すると、タオルの蒸気で髪の根元から湿らせることができます。
蒸しタオル後はドライヤーを使って、頭皮もしっかり乾かしましょう。
そうすることで頑固な寝癖もスッキリ解消。
サッパリして気持ちいいと病みつきになるかもしれませんね。
まとめ
朝シャンって、眠気覚ましや寝癖直しになるのでメリットの方が多いと思っていたのですが、実は洗い過ぎて髪がベタベタしてしまったり薄毛の原因になったりしていたなんて驚きですよね。
仕事などで疲れて帰ってくると、ついお風呂に入らず寝てしまうこともありますが、やはり朝シャンより夜シャンの方が頭皮の健康には良いようです。
どうしても朝シャンの習慣がやめられない人は、湯シャンだけにしたり、ドライシャンプーや蒸しタオルを活用したりして朝のリフレッシュをするといいですよ!
髪の毛は年齢が表れやすい場所ですから、頭皮から適切なケアをして美髪を保ちましょう。