コニーの抱っこ紐って可愛くておしゃれで育児雑誌などでも取り上げられて有名ですよね。
そんな今おしゃれなママの間で人気のコニーの抱っこ紐ですが、
実は危険といわれていたりするのです。
その理由は主に次の二つ。
- 頭を支えていないとぐらぐらする
- 動くようになると転落の危険性がある
なぜこういったことがあるのか、
今回はコニーの抱っこ紐のメリット・デメリットと合わせて
詳しく話していきたいと思います。
今抱っこ紐難民のママ達はぜひ参考にされてくださいね。
コニー抱っこ紐が危険といわれる理由とは
まず、なぜコニーの抱っこ紐が危険と言われているのは
主に次の二つの理由があります。
- 頭を支えていないとぐらぐらする
- 動くようになると転落の危険性がある
これらについて詳しくお話ししましょう。
頭を支えていないとぐらぐらする
コニーの抱っこ紐は新生児の頃から使用することが可能ですが、
生後4ヶ月の首がすわる前に使用すると頭がグラグラして大変危険です。
このためママはコニーを使用している間、
常に頭を支えるようにしていなければ危険です。
動くようになると転落の危険性がある
実際使用していたママの赤ちゃんが
ふとした時に落ちてしまったという事故も実際あったようですが、
生後6ヶ月を過ぎると赤ちゃんの好奇心はMAXになり、
ジタバタ動くようになってきます。
激しい時は体を反り嫌がることもでてくるでしょう。
こうして体を反り返ると赤ちゃんは外に飛び出しそうになり危険です。
またそのまま落ちてしまうこともあります。
それだけでなく、前屈みになった時にするりと落ちそうになることもあります。
コニーの抱っこ紐は使用する間必ず赤ちゃんの体を支えなければ危険です。
コニー抱っこ紐のデメリット
コニーの抱っこ紐のデメリットは次の通りです。
赤ちゃんが寝ても起きてしまうことがある
バックルがないので便利そうに見えますが、
赤ちゃんをママとおんぶ紐の間にすっぽり入れているだけなので、
下ろすときは持ち上げて赤ちゃんを取り出さなければなりません。
そのため赤ちゃんが気持ちよく寝ていても一瞬起こしてしまうことがあります。
リュックが背負いにくい
ママの肩をすっぽり覆う構造になっているため、
リュックを背負うと肩の部分がもたついて違和感を感じます。
このためリュックを背負えないわけではないのですが、背負いづらく不快です。
腕を高く上げられない
コニーはママの肩を覆うような構造になっているので
手を上げるような作業がしにくいです。
洗濯物とかを干すときはコニーは不向きです。
通常の生地は夏向きではない
コニーには普通のものと夏用のものが売られています。
普通のものがやや厚手の生地なので夏に使用すると
暑くてママも赤ちゃんも不快です。
夏用はメッシュになっており通気性も抜群ですが、
季節によって使い分けなくてはならず、
1年通して使うことが出来ないため最低2枚購入する必要があります。
濃い色は色落ちする
濃い色のコニーを購入すると、はじめの洗濯で色落ちすることがあります。
なので一番はじめ使用する前に水通ししておくことをおすすめします。
綿100%ではない
コニーは残念ながら綿100%ではありません。
通常:ポリエステル62%、綿33%、ウレタン5%
夏用:ポリエステル62%、ウレタン13%
と合成繊維でできているので、
アトピーや肌の弱い敏感なパパママ、赤ちゃんには注意が必要です。
ケープは専用のものしか使えない
コニーは市販で売られているケープが装着できないので
専用のケープを買う必要があります。
よだれでびちゃびちゃになる
生後4~5ヶ月になると歯が生え始める時期になってよだれも多く出ますよね。
このような時期に使用すると、
密着性が高いコニーはよだれでびちゃびちゃになります。
でもすぐ洗濯できるところもコニーのいいところなので、
それでカバーできそうですね。
コニー抱っこ紐のメリット
これまでコニーの抱っこ紐の危険性やデメリットについてお話ししてきましたが、
コニーの抱っこ紐には良いところはないのでしょうか?
そんなことはありません。
コニーの抱っこ紐にも良い所は沢山ありますよ。
ここではコニーの抱っこ紐のメリットについてお話ししていきます。
シンプルでおしゃれ
これはコニーの最大のメリットといっても過言ではないと思います。
「これが本当におんぶ紐なの?」という位スタイリッシュでおしゃれです。
カラーバリエーションが豊富
普通サイズが14色、夏用が8色などおしゃれママにとっては嬉しいカラーバリエーションになっています。このためママの服装に合わせて色を選ぶことが出来ます。
色違いを持っているというママも多いですよ。
軽くて小さいので持ち運びに便利
コニーは布で出来ているので、
使わないときはコンパクトに畳んでバッグ収納できます。
かさばらないところもいいですよね。
ママとの密着度が高くて赤ちゃんが安心する
コニーはなんといっても赤ちゃんとママの密着度が高いです。
そのため赤ちゃんが安心して5分で寝てくれることも。
ぐずった時や寝かしつけの時にも便利だと口コミで人気です。
生地が柔らかいので肌触りがいい
赤ちゃんにとってもママにとっても肌触りがいいのは嬉しいですよね。
100%綿素材ではないですが、
まるでTシャツのように着け心地がとてもいいのが特徴です。
装着が簡単
装着が簡単なのもコニーの魅力です。ママが服を着るように頭からかぶって、赤ちゃんを入れてあげるだけで装着が完了です。難しくはないのですぐ慣れると思います。
アウターの中に抱っこできる
丸洗いできて、すぐ乾く
洋服と同じようにネットに入れて洗濯機で丸洗いできるのもいいところです。
いつも清潔にしておけるところがいいですよね
コニー抱っこ紐は新生児だと難しい?首すわり前でも使えるか
結論から言うと、コニーの抱っこ紐は首すわり前からでも使えます。
しかし、いくつか注意点があるので、正しく安全に使ってくださいね。
まず、コニーの抱っこ紐は縦抱きの姿勢が基本になります。
このため首のすわらない赤ちゃんにとっては負担のかかる姿勢になります。
なので、長時間使用するのは避けて下さい。やむを得ず長時間使用する場合は
適宜姿勢を変えてあげたり、
少しの間抱っこ紐から下ろして休憩させてあげたりしてください。
そして、抱っこ紐を付けた状態でも赤ちゃんの首はぐらついています。
そのままだと危険なため必ずママは赤ちゃんの頭を支えてあげてください。
コニー 抱っこ紐はいつまで使えるか
コニーの抱っこ紐は新生児から20kg、36ヶ月(3歳)まで使えます。
一般的には3歳くらいまでには抱っこ紐を卒業される方がほとんどなので、
抱っこ紐デビューから卒業するまでずっと、コニーは使用することが可能です。
しかし、実際のコニー愛用者は1歳くらいでコニーを卒業する方がほとんどです。
それ以上になってから使用すると赤ちゃんの動きで転落の危険が高くなったり、
赤ちゃんの頭で前が見えなかったりします。
なのでコニーはセカンド抱っこ紐として使用して、
メインで使用するのは1歳頃で終わりにすると良いでしょう。
まとめ
コニーの抱っこ紐はおしゃれでコンパクトで使いやすい反面、
危険な部分もあるので、使い手の工夫や配慮が必要になってくる商品です。
どんな便利な商品でもデメリットはつきものです。
正しい方法で事故が起こらないように気をつけて使用していきたいですね。