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あかすりで垢の量が多い理由!たまるとどうなるのか 適切な垢すりの頻度と しない方がいいケースを紹介!垢の色が黒いと体臭も悪化するのか解説

垢すりは、タオルやブラシを使って身体についた垢を落とす美容法です。
美容や健康に良いとされ、日本は古くは江戸時代から垢すりの習慣はあったのだとか。

近年では韓国式がほとんどで、世界中でされるようになりました。

私も韓国旅行で垢すりをしてもらった経験があります。
日本でも温泉やスパでプロがやってくれたりするところや、
美容・健康グッズ売り場で垢すりグッズが売られていたりするのをよく見かけますよね。

そんな垢すりですが、やってみたら思ったよりたくさん垢が出たとき

こんなに垢が出るって普通なの?
私の体が汚くて、垢がたまってるってこと?

なんて不安を感じませんか。

垢がたくさん出るのは主に2つの理由があります。

  • 新陳代謝がいい
  • あかすりのしすぎ

基本的にはどちらの場合でも頻繁にあかすりをする必要はありません。

では具体的にどのくらいの間隔で、どのようにあかすりをするのが良いのでしょうか。
垢すりを避けた方がいい人と合わせてお話します。

 

あかすりで垢の量が多いのはなぜか

垢の量が多いのは大きく分けて二つ理由があります。

  • 新陳代謝がいい
  • あかすりのしすぎ

新陳代謝がいい

垢が多い人は「きちんと洗えていないから」「体が汚いから」などと思っている人はいませんか。
実はそうではなく、お肌の周期が関係しているのです。

人の皮膚は平均約4~6週間かけて新しい皮膚へと生まれ変わっています。
この周期を繰り返すことで人の肌はいつも綺麗な状態でいられるのです。
このお肌の新陳代謝のことをターンオーバーとも言ったりします。

古い細胞は新しい細胞に押し上げられて角質になります。
それに分泌物や皮脂、埃などが混ざったものがいわゆる「垢」といわれるものです。

垢はターンオーバーが活発だと必然的に量が増えていきます。
このため代謝が良い若い人などは垢の量が多くなる傾向にあるといえます。

先ほどターンオーバーは平均約4~6週間で1サイクルだと話をしましたが、
このように年齢によって差がでてきます。
気になる方は「自分の年齢×1.5」をしてみると、
ご自分の年齢での実際のターンオーバーの周期に近い日数が計算出来る、
と言われているので是非試してみてくださいね。

しかし、代謝にはやはり個人差があるので、
計算式はあくまで参考程度にしてください。

 

あかすりのしすぎ

あかすりのしすぎもまた、更に垢をつくる原因になります。

綺麗に取り除いたのにどうして垢の量が増えるの?と思いますよね。

垢すりは角質だけでなく、新しい皮膚まで傷つけて取り除いてしまう可能性があります。
肌を傷つけてしまうことによって、
新しい皮膚を作ろうとターンオーバーが活性化して
いつもより早いスピードで新しい皮膚が作られていくことになります。

新しく作られた皮膚以前に作られた古い皮膚は
どんどん押し上げられて垢になっていくので必然的に垢の量が増えるのです。

 

垢がたまるとどうなるか

垢がたまるとどのようなトラブルを起こしてしまうのでしょうか。

垢が溜まると様々なスキントラブルを引き起こしますが、
その中でも代表的なものは「ニキビと粉瘤」です。

ニキビは垢が溜まっている場所にアクネ菌が繁殖することが原因で起こります。
粉瘤とは、垢や皮脂の老廃物が溜まるニキビのような良性腫瘍のことです。

はじめは小さなしこりですが、悪化すると徐々に大きな袋状に変化します。
そこに感染が重なると炎症が起き、
痛みや赤み、熱感などを引き起こし、治療が必要になってきます。
大きい場合は手術で取り除くことになります。

しかし、ただ垢が溜まると粉瘤が出来るわけではなく、
小さな傷が出来たところから始まることが多いのが特徴です。

また、垢は毎日シャワーで身体を洗い流していれば
簡単に取り除くことができるとも言われています。

基本的に毎日お風呂にはいって身体を洗っている人が
垢すりをしていないから急に粉瘤やニキビができるわけではないので、安心して下さい。

垢がたまることだけで何かトラブルがおこるというよりも、
垢が溜まった状態でプラスして代謝が悪くなったり
免疫が落ちたりすることでトラブルを招くと考えていいでしょう。

 

 

垢すりをしない方がいいケース

垢すりはいつなんどき、誰がしてもいいのでしょうか。
そうではありません。
しない方がいいケースもあります。

ここではどんな方が垢すりをしない方がいいのか説明していきます。

生理前や生理中

毎月生理前や生理中に肌が荒れるという女性は多いのではないでしょうか。
これは黄体ホルモンや男性ホルモンの働きで肌が敏感になっているためです。
このように生理前や生理中はホルモンの影響で
いつもと違う体質になっている可能性が高いため控える方が良いでしょう。

妊娠中またはその可能性がある

妊娠中も生理の時と同じようにホルモンの影響で肌が敏感になる人が多いです。
また、女性ホルモンの影響でターンオーバーの周期が乱れ、
シミが出来やすくなったりする時期になります。

そのため妊娠中に垢すりを行うと肌への刺激から肌トラブルを招きやすく、
最悪シミの原因になることがあります。

また、妊娠中は免疫力も低下しています。
小さい傷でも感染症を起こす可能性もあるため危険です。

そして垢すりの刺激もおなかの中の赤ちゃんには良くないので、
妊娠中、またはその可能性がある方は垢すりを控えて下さい。

肌に傷がある、または肌が荒れている

肌に傷があったり、肌が荒れている時は垢すりを控えるといいでしょう。

垢すりは強い摩擦が起こるので、
肌が傷ついていたり荒れていると、炎症を引き起こす可能性があります。

最悪傷跡が残ってしまったり更なるトラブルの原因になる可能性もあります。

プロにやってもらう時には相談すると
トラブルのある場所だけしないでもらうことも可能のようです。
自分で判断できない場合は、してもらえるか訊ねると良いでしょう。

 

 

あかすりの適切な頻度とは

垢すりは肌にとってはとても刺激の強いものです。
このため2週間以上は間隔を開けるようにしましょう。

頻繁に行うと肌を傷つけてしまう原因になるので、やりすぎには注意です。

しかし前述したように肌のターンオーバーには年齢や個人差がとてもあります。
このためご自分の肌のコンディションやターンオーバーの周期を考慮しながら
頻度は調整していくと良いでしょう。

 

あかすりで垢の色が黒いとき体臭も影響受けるか

結論から言うと、垢すりは体臭を防ぐことに繋がります。
黒い垢が出るときは特にその効果が期待できます。

ではなぜ黒い垢が出てくるのでしょうか。

垢は前述したとおり、古い皮膚、角質に分泌物や皮脂、埃などが混ざったものです。
この角質と一緒に混ざったゴミや雑菌などが垢を黒く見せている原因です。

また雑菌とは、皮膚につく分泌物や皮脂を餌にして増殖していきます。
雑菌が皮膚につく汗や皮脂、垢の成分を分解することで体臭は発生します。

垢すりをすると雑菌の餌となる垢も、雑菌が分解した垢もどちらもなくなります。
その結果雑菌の増殖を防ぐことに繋がり体臭を抑制することができます

 

 

まとめ

垢すりはしなくてもいいものとされていますが、
するといいことも沢山あります。

「美肌は一日にしてならず」です。

適度な頻度と適切なやり方で綺麗な素肌を手に入れましょう。