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【バルサン使用後の掃除】換気時間や水拭き掃除する場所はどこか 死骸の捨て方や処分方法と簡単にできる後片付け方法を紹介!

【バルサン使用後の掃除方法】終わった後の換気時間や簡単な後片付け方法からゴミの捨て方 掃除機がないときの対処などを紹介

ゴキブリなどの害虫駆除をするなら【バルサン】やアースレッドが定番ですよね。

近所のドラッグストアやスーパーで購入できるので
気軽に手に入れられますし、
一軒家だけでなくマンションやアパートなどの集合住宅でも
使えるところが手軽で便利です。

でも実際にバルサンを使用するとなると、

バルサン使用後の後片付けは何をする?
どこをどう掃除したらいい?
死骸は放置でいいの?
使用後のバルサンはどう処分する?
ゴミとしての捨て方は?
妊婦や赤ちゃん、ペットのいる家庭で使う場合の注意事項は?

などなど、気になる点がいろいろ出てきますよね。

結論から言えば、
バルサン使用後の後片付けとして必須事項は次の5点です。

  • 換気を30分以上する
  • 害虫の死骸の処分
  • 火災警報器を元に戻す
  • 床を掃除機がけする
  • 肌や口に触れるものを水洗い・水拭きする

とくに赤ちゃんや小さい子ども、ペットがいるご家庭では、
口に含むものや手足に触れるものを
念入りに拭き掃除することも重要です。

妊娠中の方がいるご家庭では、
妊婦さんがニオイに敏感になっている場合もあるので
バルサンの使用は別の人にお願いするか、
使用自体を避ける方がいいと思います。

使用後のバルサンは自治体のごみ分別に沿って、
薬剤缶部分はそのまま燃えないゴミ(金属類)
外装容器などはプラスチック類として処分します。

今回はバルサン使用後の適切な換気時間や掃除箇所など後片付け方法の詳細と、
掃除を簡単に済ませるために事前にしておくといいことをご紹介します。

 

 

バルサン使用後の掃除と換気は必須!

バルサンの使用後に必ずしておくべき後片付けは次の5つです。

  • 換気をする
  • 害虫の死骸がないかチェック
  • 火災報知器を元に戻す
  • 床を掃除する
  • 肌や口に触れるものを水洗い・水拭きする

後片付けをする順番としても
上から順にまず「換気」をしてから「死骸のチェック」、
その後に「火災警報器」「床掃除」「水洗い」になります。

カバーをした火災報知器はうっかり戻すのを忘れがちなので、
絶対忘れないようにしてください。
元に戻さないと万が一火事になったときに大変なことになります。

バルサンを焚いているときは密室にしていますので、
使用を終えた直後の室内は薬剤の「煙」を吸い込まないように、
マスクをしたり、ハンカチやタオルで口元を覆ってから
窓や扉を開放して換気するように気を付けてくださいね。

 

バルサン使用後の換気時間

換気時間はバルサンにもよりますが、
最低でも30分、できれば1時間ほど換気します。

中には2時間以上換気されている方もいますが、
3時間も換気すれば十分です。

我が家の場合ですが、
空気清浄機でアレルギーの反応をしなくなるのが大体1~2時間です。

バルサン使用後は掃除前に死骸を処分する

バルサン後の室内でゴキブリなどの害虫のの死骸を見つけたら、
さっさと処分してしまいたいので
できれば掃除機で吸ってしまいたいですよね。

でも掃除機で死骸を吸い込むのは絶対にやめましょう!

ゴキブリの死んだふり(もしくは弱っているだけ)かもしれません。

もし生きていた場合、
掃除機で吸い込んでしまうとその中で卵を産んでしまう危険があります。

次項の床掃除で室内に掃除機をかける前に、
ゴキブリの死骸がないかチェックしてから掃除に取り掛かりましょう。

ちなみに害虫の死骸を見つけたら、
ティッシュペーパーなどでくるんでゴミ袋に入れるか、
新聞紙などで叩いて完全につぶしてから紙で取るようにしましょう。

 

バルサン使用後に水拭き・拭き掃除する場所

バルサン使用後に最低限掃除するのは「床」と「肌や口に触れるものの」で、
それ以外にも次のものも掃除・洗濯しておくと安心です。

  • エアコン

というのも、換気をしても薬剤が触れたものには
少しだけ殺虫成分が残っているためです。

薬剤は「光に当たると無害なものに分解される」ので、
日当たりのいいところにあるものは
何もせず放置しておくのも一つのやり方ですが、
タンスやクローゼット、押し入れの中や日当たりの悪い部屋などは
薬剤が無害な成分に分解されるまで時間がかかってしまいます。

その間にも日常生活は送るので、
あまり待ってはいられないですよね。

殺虫成分は乾拭きだけで十分取り除くことができるので、
先ほど挙げたものに関しては、
念のため掃除(乾拭き)をしておいた方がいいです。

ではそれぞれの掃除方法を詳しくお話しします。

【バルサン後の掃除】床(必須)

薬剤で退治したゴキブリやダニなどの害虫の死骸を除去するために、
畳やフローリング、絨毯などを掃除機がけします。

夏場は室内を裸足で歩く方も多いと思いますので
できれば掃除機がけのあと、
水拭きと乾拭きをしておくとさらに安全です。

バルサンは人体に安全な薬剤を使用しているものの、
敏感肌の方やアレルギー持ちの方は影響を受けることがあります。

モップ、クイックルワイパーなどを使えば簡単にできますので
水拭きと乾拭き、両方が面倒な方はせめて乾拭きだけでもいいので、
バルサン使用後の床拭きをお勧めします。

なお、就学前のお子さんがいるご家庭も念入りに掃除しておいた方が安心です。

また、害虫の死骸やフンはアレルギーの原因になりますので、
掃除機で吸い取ったあとのゴミや、
床拭きしたあとの布やシートなどはすぐに処分してください。

ちなみに引っ越し直後などで掃除機が手元にない場合、
掃除機が準備できた段階でバルサンを炊くのが一番ですが、
一応公式的にはバルサン後に掃除は必須ではないとあるので、
掃除機なしでも大丈夫です。

ただ乾拭きや水拭きはしておいた方がいいでしょう。
コロコロがあれば掃除機の代わりに使うことをお勧めします。
(フローリングの場合はモップやクイックルワイパーで)

【バルサン後の掃除】肌や口に触れるもの(必須)

バルサンの「霧」や「煙」が触れてしまったものを水洗いします。

説明書きでは「食器など」とありますが、
水洗いする対象は食器に限らず、
次に挙げるような肌に触れるものはすべて水拭き・水洗いした方が安心です。
(水拭きできないものは乾拭きします)

  • 食器類・調理器具
  • タンスや棚など家具
  • 冷蔵庫や洗濯機など家電
  • 手すりやドアノブなど
  • おもちゃ・ぬいぐるみなど
  • タオル類
  • (布団・洋服・カーテンなど(次項))

特に赤ちゃんや小さいお子さん、ペットのいるご家庭は、
おもちゃやぬいぐるみ、人形など、
舐めたり口に入れたりする可能性のあるものを
水洗いまたは水拭きしておきましょう。

食器やおもちゃなどの水洗いや水拭きが面倒な場合は、
バルサンの使用を始める前に、
ビニール袋などに入れて密封し、
屋外に置いておけるならバルサンの届かない別の場所を移しておくのも手です。

パソコンなどの電子精密機器も
不安な方はビニール袋で覆っておく方がいいかもしれません。

ただ、テレビや電話機などの電化製品は無理にカバーをする必要はありません。
光学ドライブを搭載しているパソコンやDVD、プレーヤーなどは
薬剤の影響を受ける可能性があるのでカバーをしておきます。

ちなみにテレビやパソコン、空気清浄機などの電化製品の電源は
すべてOFFに切っておくようにしましょう。

ちなみに歯ブラシなどの消耗品は
水洗いしてから使えば大丈夫かもしれませんが、
買い換えてしまった方がいいと思います。
私は不安なので歯ブラシは新調してしまってします(^^;)

【バルサン後の掃除】布団(必須)

布団に関してはバルサンを使用した後も
特に掃除せずそのまま使用して問題ないとされていますが、
やっぱり毎日触れているものなので、
そのまま使うのは抵抗感があり、気になる方も多いです。

本当なら布団は別のところに移動させるのが楽なんですが、
布団もかさばるのでなかなか難しいですよね。

なので、布団を他の場所へ移動させなくてもできることとして

  • 布団を新聞紙などで覆う
  • 袋に布団を詰める

などして直接薬剤が布団にあたらないようにします。
多くの人は、バルサンを使用するときは新聞紙で布団を覆い、
使用後は布団を天日干しして、シーツなどは洗濯することで対処しています。

天気が悪かったり、天日干しする余裕がないときは、
布団は掃除機にかけて、
カバーは別のものに変えるか、バスタオルなどを上に敷き、
バルサンに触れた布団が肌に触れないように対策します。

【バルサン後の掃除】洋服(必須)

悩ましいのが洋服ですよね。

パソコンや食器などはまとめて袋に詰めることも可能ですが、
洋服ともなると量もありますし、
置いてある場所やハンガーにかけている洋服は
まとめて袋詰めして移動させるのも大変…。

ですがそのまま直接衣類に薬剤がかかると、
スーツやコートなど服によっては変色などが起きる可能性もあります。

理想はすべての洋服を避難させることですが、
現実的ではないので、
高価な衣類や変色させたくないものに関してだけ
袋詰めで別の場所に移動させるように気を使いましょう。

そのうえで、袋詰めなどができない洋服に関しては、
上から新聞紙などで覆ったり、
タンスの引き出しやクローゼットの扉をしっかり締めておくようにします。

その代わり、バルサン後は洋服にブラシをかけ、
外に干して日光にさらします。

余裕があれば、クリーニングや洗濯もしておくとなおいいです。

バルサンを使うときに一緒にクローゼットやタンスの中も害虫処理をする予定なら、
タンスの中の衣類はすべて取り出してクリーニングか洗濯に出し、
バルサンを焚き終えたらタンスなどの中を掃除(乾拭き)し、
洋服などをもとに仕舞います。

【バルサン後の掃除】カーテン

結構見落としがちですが、カーテンも気になる箇所です。

基本的にはブラッシングしておけば洗濯しなくても大丈夫ですが、
不安な方は洗濯しましょう。
(小さなお子さんやペットがいるご家庭は絶対洗濯した方がいいです)

ついでにホコリも洗い落とせるので一石二鳥です。

【バルサン後の掃除】壁

肌に触れるものとして床や階段の手すりなどは浮かぶものの、
案外思い浮かばないのが壁です。

壁紙が薬剤を吸い取っていて臭いが残っている場合もあるので、
気になる方は乾拭きをしておくことをお勧めします。

壁の場合は床ほど重要度が高くありません。
(自然と外から入り込んだ日の光で薬剤が無害化されると判断するため)

ですが、赤ちゃんや小さな子供、ペットがいるご家庭では
壁も軽くでいいので拭いておくと安心かなと思います。

子供は床だけでなく壁もぺろぺろ舐めてしまうことがあるので…。

【バルサン後の掃除】エアコン

バルサンを使用したあとのエアコンで喉が痛くなった、
という人も少なくないので、
バルサンを使った後はエアコンも掃除しておきましょう。

エアコンにカバーをすると、バルサンで害虫がエアコン内に逃げ込むので、
電源を落とした状態でエアコンは特にカバーしたりせず剥き出しのまま、
バルサンを炊きます。

手順としては次の通りです。

  1. エアコンの電源を落とす
  2. (バルサン後)部屋の換気をしながらエアコンの電源を入れてテスト運転
  3. 十分な換気を終えたあと、室内を締め切ってた部屋でエアコンを使う

これで喉の調子が悪くなったり、体に変化が起きたら、
すぐにエアコンは使用を止めて、
業者にクリーニングの依頼をしましょう。

基本的にはバルサンを使ったからと言ってエアコンが壊れることはありません。

ただ、バルサンの薬剤の臭いがついていないか不安であれば、
エアコンのフィルターを掃除したり、
自分でできる範囲でエアコンの内部をきれいにしてから使いましょう。

エアコンに内部クリーン機能があれば、
内部クリーンにしてからエアコンを使うのもいいですね。

ちなみにエアコンをつける前に、
エアコンの上や電源コード周りなど、
害虫の死骸がないか確認してくださいね。

エアコンの中に虫が潜んでいたというケースもありますし、
エアコン内の害虫駆除もできて助かっちゃいますね♪

 

バルサン後の後片付けを簡単にする方法

これまでバルサン後の掃除についてお話してきましたが、
なによりバルサン使用後の後片付けを楽にする一番の方法は
事前準備をしっかりすることです。

重要なポイントは次の通り。

  1. 移動できるものは移動させて、物を減らす。
  2. ビニール袋や新聞紙などで覆ってカバーする
  3. バルサン後の掃除は「当日」と「後日」に行うものに分類しておく

室内に置いてあるものがそもそも無ければ
掃除する必要がないのでとっても楽です。

とはいえ、すべてを家の外に運ぶことはできないので
ベランダや玄関などに置いておけるものは外に出すとして、
出せないもの(大型家電など)に関しては薬剤に直接触れないように、
大きなビニール袋で包んだり、新聞紙などで覆うなどの対応をします。

食品の取り扱い

食品に関しては、できればすべて屋外に避難させたいところですが、
正直現実的ではないですよね。

室内に食べ物を残しておく場合は、
ビニール袋などでがっちりカバーしましょう。

また、冷蔵庫の中の野菜や食べ物に関しても、
バルサンの薬剤が冷蔵庫の扉の隙間から侵入する可能性があるので、
すべて袋詰めしておきます。

当日と後日にする作業の優先順位のつけ方

バルサンを炊いた当日に作業することは、
最低限、次の二つです。

・床の掃除
・口に入れたり、肌に触れたりすものの掃除

肌に触れるものでも、
布団は時間に余裕がない場合は、前述の通り、
タオルを上に敷くなどの臨時措置で過ごします。

そして普段使っていない季節違いの洋服や布団、
調理器具や食器類などは後日順番に対応します。

ただ、このとき注意しないといけないのが、
後日作業することにしていたこと自体を忘れてしまうことです。

掃除する前に家族が使ってしまわないように気を付けましょう。

バルサンの効果的な使い方

ちなみに「バルサンは2週間後に2回目をする」と
より効果的にゴキブリを駆除できます。

というのも、ゴキブリが死なずに弱っていたままどこかに隠れていて、
卵を残した場合、2週間後に孵化してしまうためです。

1回使った後、2週間後にまた使うことで、
より確実に害虫を駆除できるようになるんですね。

また、バルサンをたく時には、
キッチンのシンクや戸棚の引き出しも開けて置きます。

引き出しを締めたままでいると薬剤が届かないので、
押し入れやタンスの扉や引き出しを開けるのは難しくても
せめてキッチン周りは対応したいところです。

できれば食器棚も開けておくといいですが、
バルサン後の掃除が大変なので、
食器棚は締めて置く人の方が多いです。
(気持ちはわかります…私も掃除が大変だったので二度とするか!と思っちゃいました)

ちなみに窓を閉め忘れる人はいないでしょうが、
換気口も閉めておくことはうっかり忘れがちなので、
換気口も閉まっているか確認してからバルサンを使いましょう。

 

バルサン使用後に処分するゴミの捨て方

使用後のバルサンは自治体のごみ分別に沿って処分します。

基本的には薬剤缶部分はそのまま燃えないゴミ(金属類)にして、
外装容器などはプラスチック類として処分します。

燃えないゴミやプラスチックの分別は
自治体によって違う名称や分類になっていることがありますので
ゴミの出し方について自治体の区分をご確認ください。

バルサン使用後の掃除【まとめ】

バルサンは手軽に使えて便利な一方、
ちょっと掃除が面倒な面もあります。

ですが、しっかり後片付けをしておかないと、
自分や家族の健康に影響を与える危険があります。

バルサンの使用は「年に4回程度」と言われていますので、
季節の変わり目の使うとちょうど衣替えと重なって
ついでの大掃除もできて一石二鳥です。

一番楽に後片付けをする方法は、
物を置かない状態でバルサンを炊くことですので、
ついでに不用品の大掃除をしながら害虫駆除をするといいかもしれませんね。

バルサンもいろいろな種類がありますので、
気になる方はこちらで人気商品をチェックしてみてくださいね。

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