むきエビは一日何匹が適切?食べ過ぎると下痢や腹痛 痛風など病気になる危険があるので注意!妊婦や子供の場合はどうなる?

えびは栄養豊富で、ぷりぷり食感が癖になる美味しい食材ですが
食べ過ぎるとアレルギーを引き起こしたり、下痢や腹痛をはじめ、
痛風など病気になってしまうリスクがあるってご存じですか?

特に初めから殻を剝いてある「むきエビ」は
レシピも豊富で調理もしやすいし、
エビチリにすると本当に美味しくて、
ついつい口にしてしまいますが、
いくら美味しくて栄養があるといっても、
食べ過ぎると逆効果です。

ではどれくらいの量が適切かというと、
むきエビに限らず海老全般として

一日あたり海老100g

を上限にして食べるのが一番体にいいです。

100グラムと言われてもピンとこないので
何匹か?というとエビのサイズによって異なりますので、
詳しくは次項でお話ししますが、
むきエビなら大体6~8尾くらいになります。

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むきエビは一日何匹まで食べられる?

エビというと、ブラックタイガーや甘エビ、イセエビなど
様々な種類があります。

その中でも「むきえび」と呼ぶのは
一般的に「バナメイエビ」を指すことが多いです。

バナメイ海老は体が丈夫で病気に強く、繁殖力もあるので飼育しやすく
同じ条件で養殖した際、ブラックタイガーの倍以上漁獲できることから
最近ではスーパーなどで手に入れやすくなっている海老です。

食材としても腐りにくいために、
調理したあとも身がプリッとして食べ応えのある美味しいですが、
他の海老に比べてあまり大きく育てないので、
小ぶりのものが多いです。

また、火を通してもあまり赤くならないので見栄えはイマイチですが、
エビチリなどの中華料理とすごく合うので、
大抵の中華料理ではブラックタイガーよりバナメイエビが使われています。

 

そんなバナメイエビ(むきえび)を食べるとき、
一日あたりに適切な摂食上限量は 100グラム です。

ただグラムで言われてもピンとこない方が多いと思いますので、
具体的にエビが何匹になるか?というと、

バナメイエビ(むきえび) 6~8尾前後

になります。

バナメイエビ自体が他のエビより小さいものが多いため
この本数になりますが、
他の海老の場合は 2~3尾 となるケースが多いのでご注意ください。

むきエビ100gは何個?1尾の重さとカロリーは?

むきエビに限らず、海老自体の一日の摂食上限量は
大体100gで大体6~8尾です。

これはむきえび自体の大きさが、殻付きの状態で

1尾(標準)
・ 全長 9 cm
重さ 12 グラム前後
殻なし 10 グラム前後
・ カロリー 10 kcal

であるためです。

むきエビ、つまりバナメイエビはそもそも小さいサイズの海老なので、
大きいものでも次のように、そこまで大きくありません。

1尾(大きめ)
・ 全長 12 cm
重さ 23 グラム前後
殻なし 20グラム前後
・ カロリー 18 kcal

むきエビの栄養成分は?

むきえび(バナメイエビ)の1尾あたりのカロリーは
先程書いたように標準サイズで 10kcal とあまり大きくありません。

では栄養成分の方はどうでしょうか?

文部科学省の食品成分データベースによると次のようになります。
(天ぷらにした場合のデータもあったので合わせて載せました)



バナメイエビ
【生】
バナメイエビ
【天ぷら】
エネルギー kcal 10 23
タンパク質 g 2.4 2.4
脂質 g 0.1 1.2
炭水化物 g 0.1 0.8
食塩相当量 g 0 0
ナトリウム mg 17 17
カリウム mg 32 30
カルシウム mg 8 12
mg 0.2 0.1
亜鉛 mg 0.1 0.2
アルギニン mg 220 220
アスパラギン酸 mg 230 240
グルタミン酸 mg 360 400
グリシン mg 160 140

バナメイエビは1尾12グラムで2.4グラムもタンパク質がとれるほど、
動物性タンパク質が豊富で良質なたんぱく質を取るのに最適な食材です。

また脂質が低いので低脂肪という面でも高評価。

それ以外に、カルシウムやカリウム、亜鉛や鉄などのミネラルや、
アルギニン、グリシンなど体の調子を整えるのに最適な栄養素が多く含まれており、
美肌高価や、脳機能の改善、生活習慣病の予防や、内臓脂肪を減らして、
疲労を回復するなどの素晴らしい効果がたくさん得られます。

ちなみにアルギニンなどは馴染みのない栄養素かと思いますので、
ざっくり説明すると次のようになります。

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  • アルギニン
    成長ホルモンの分泌を高める。疲労回復、免疫力の向上。
  • アスパラギン酸
    疲労回復、体調を整える。
  • グルタミン酸
    うまみ成分。胃の調子を整える。血圧を下げる。
  • グリシン
    コラーゲンを構成するアミノ酸。睡眠の質を高める。

海老を食べ過ぎると痛風や病気になるリスクがある

栄養満点のバナメイエビ(むきえび)ですが、
いくら美味しくて体に良いとはいえ、
食べ過ぎると体に悪栄養を及ぼします。

代表的なものは次の通りです。

  • 痛風
  • 食中毒
  • 下痢・腹痛
  • 甲殻類アレルギー

痛風

海老はプリン体も多く含む食品なので、
たくさん食べるとプリン体が蓄積して尿酸値が高まり、
尿酸値が限界を迎えて高尿酸血症、そして痛風になる危険があります。

もちろん1日や2日食べ過ぎたくらいで急に痛風になることはありませんが、
普段から健康診断で尿酸値が高い人は注意が必要です。

食中毒

海老は食中毒を引き起こすリステリア菌が含まれています。
リステリア菌は冷蔵保存していても増殖するので
えびを購入してから食べるまでに期間が開くほどリスクが高まります。

基本的にはリステリア菌は加熱することで殺菌されますが、
なるべくなら購入したらすぐ食べるようにしましょう。

ちなみにこのリステリア菌で引き起こされる症状は
発熱、嘔吐、首の痛みなどがあります。

妊娠中はこのリステリア症が胎児に悪影響を及ぼしますので、
妊婦さんがむきえびを食べる際は生食は避けましょう。

下痢・腹痛

海老の食べ過ぎで気持ち悪くなったり、
下痢や腹痛を引き起こすことがあります。

これは食べ過ぎによる消化不良のケースと、
アレルギー性腸炎によって起こされるケースがあります。

アレルギー性腸炎の主な症状は腹痛や下痢、嘔吐ですが、
酷い場合は蕁麻疹や喘息などに至る場合があります。

もしエビを食べるといつも下痢になる人は、
一度アレルギー検査を受けてみた方が良いと思います。

甲殻類アレルギー

エビやカニなどで引き起こされる代表的なものといえば、
甲殻アレルギーです。

甲殻類アレルギーは蕁麻疹や嘔吐になる以外にも
口の中や喉に痒みを感じたり、腫れができたりするケースもあります。

甲殻アレルギーの場合は、
度合いの差はありますが、少量であってもこういった症状が出ます。

甲殻アレルギー持ちの人が甲殻類食品を食べ過ぎると、
アナフィラキシーショックを起こしてしまうことがあるので、
思い至ることがある場合は病院での検査をおすすめします。

検査は病院だけでなく、近所のクリニックでも受けられるケースが多いので、
たとえ思い至ることがない人でも、
自覚症状がないだけで実はアレルギーを持っていた、
なんてケースもありますから一度検査は受けた方がいいと思います。

私自身、10代でアレルギー検査を受けた後、
10年以上経ってからまた検査を受けたところ、
反応するアレルギー項目に変化があった経験があるので、
既に検査を受けたことがある人でも、
前回の検査から長期間経っている人は受けてみてもいいと思います。

妊娠中や子供の場合はどうなる?

妊婦さんや子供の場合も一日に取れるむきえびの数は同じか気になりますよね。

アレルギーの有無や食中毒へのリスクがあるため、
摂取の上限は一概にいえませんが、
少なくともすでに述べた一日100gより少ない量、

1日 50g むきエビ 2~4尾程度

に抑えて、1尾から食べて様子を見ながらて調整した方が安心です。

特に妊娠中は免疫力が下がっているので、
むきエビに限らず、海老を食べる場合は食中毒のリスクを下げるため、
生食を避けて、必ず火を通したものを食べるようにしてください。

子供の場合は、初めて上げる場合は離乳食が終了する1歳から1歳半頃、
体調が良い平日の昼間にまず一口与えてみて様子を観察します。

なぜ平日の昼間(午前)かというと、
万が一体調に影響が出たときに医療機関を受診できるためです。

そして与える海老は、海老そのものより加工食品がお勧めです。
海老本体より加工食品の方がアレルギー反応の度合いが抑えられますので、
赤ちゃん向けのえびせんべいもいいと思います。

まとめ

プリっと食感が癖になるむきエビですが、
食べ過ぎには様々なリスクがあります。

とくに甲殻類アレルギーの方や妊婦さん、小さなお子さんは注意が必要です。

むきエビ(バナメイエビ)は1日あたり6~8尾まで食べられるとはいえ、
体調などによってはそれでも食べ過ぎとなる場合がありますので、
できることならそれよりやや少なめの数(5尾程度)までに
控えて食べるのが一番健康で良いと思います。

怖い話もたくさんしましたが、摂取上限を守って食べれば
とても体に良い効果ばかり得られる高たんぱく低脂質のヘルシー食材ですので、
食べ過ぎに注意して味わってくださいね。

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