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甘エビ100gは何匹?1匹あたりの重さや脂質 糖質 カロリーはいくらか 糖質制限中や妊婦は食べたらダメ?

9月から10月の秋ごろになると甘エビが旬を迎えて
店頭やネットショップでもよく見かけるようになりますよね。

でも甘エビって100gや500g、1キロ単位などで売られているので、
実際に入っている甘エビの数がどれくらいあるのか
わかりづらいですよね。

大きさにもよりますが、

甘エビ100gは大体6~9個

になります。

では甘エビ1匹あたりの重さや栄養価など、
詳細についてお話しします。

 

甘エビ100gは何匹?1匹あたりの重さは?

甘エビは北海道周辺の海域で漁獲される海老で、
北国赤蝦(ホッコクアカエビ)やナンバンエビとも呼ばれます。

基本的には一年中漁獲できますが、
一番美味しい甘エビが流通するのは秋から冬にかけて
寒い時期になります。

そんな甘エビ1匹あたりの重さは

大体11~15グラム程度

になります。

ですので、

・甘エビ100グラム 6~9尾
・甘エビ500グラム 30尾前後
・甘エビ1キロ    60尾程度

となります。

ちなみに小さいサイズの甘エビだと、
1kgで90~120尾くらいになります。

楽天などのショッピングサイトで売られている甘エビは
大体青枠で示した大きさのものが多いです。

甘エビの糖質 脂質 カロリーはいくら?

甘エビ(可食部)1尾あたりのカロリーは 13 kcal です。

100グラムの場合でも 85 kcal になります。

柔らかい身は甘みがあり、
生でも食べられるので刺身や海鮮丼でも好まれています。

甘海老100gにおける栄養成分は次のようになります。

エネルギー kcal 85
タンパク質 g 19.8
脂質 g 1.5
炭水化物 g 0.1
食塩相当量 g 0.1
ナトリウム mg 300
カリウム mg 310
カルシウム mg 50
mg 0.1
亜鉛 mg 1.0

※ 文部科学省の食品成分データベースより。

同じ海老でもイセエビや車エビ、桜エビなどは
100グラムで90kcalを超えるので、
甘海老はエビの中でも低カロリーでヘルシーな食材といえます。

また甘エビは、ビタミンEなどを豊富に含み、
抗酸化作用が非常に強いので老化やがんを引き起こす活性酸素を除去でき、
アンチエイジングや生活習慣病予防の効果が期待されます。

また抗酸化力以外にも、血行を促進させ、疲労回復や肝機能の向上、
睡眠の質を向上させる効果などもありますので、
寝つきの悪い方や不眠の方に最適な食材です。

甘エビ表面の青い卵は食べられる?

甘エビを購入したとき、
甘エビの表面に青い粒がたくさんついているのを見たことありませんか?

これは甘海老の卵です。

私も最初見たときは見た目の気持ち悪さから
思わずそぎ落としてしまいましたが、
実はこの卵つきの子持ち甘エビ、

高級食材

なんです。

以前は高級料亭や飲食店でしか食べられなかったものでした。
現在は国内での流通量も増えたので、
青い卵のついた子持ち甘エビも家庭で味わえるようになりました。

ただそれを知らない人は私のように貴重な卵を捨ててしまって
勿体ないことをしているので気を付けましょう^^;

ちなみに卵が青いのはヘモシアニンという成分によるものです。

人間の血液はヘモグロビンが含まれていますが、
ヘモグロビンは鉄分によって赤くなります。
同様にヘモシアニンは銅によって青くなるもので
毒があるわけではありませんので安心してください。

 

甘エビの卵は特有の味が癖になり、
卵だけを集めて塩漬けにした商品も人気があります。
ギフトとしてよく選ばれています。

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甘エビは糖質制限中やダイエット中でも食べられる?

低カロリーでヘルシーな甘エビですが、
糖質制限中やダイエットしている方は食べても大丈夫か気になりますよね。

結論としては 食べても大丈夫です。

甘エビに限らず、海老自体が低カロリーかつ低糖質です。

ちなみに糖質は「炭水化物-食物繊維」で求められますが、
甘エビは食物繊維がないので「炭水化物」の値がそのまま糖質です。

先程の栄養成分のところで書いたように、
甘エビ100グラムの炭水化物は 0.1 gですので、
糖質も0.1グラムとなり、とても少ないことがわかります。

ちなみに、甘海老を含むエビ自体の殻や尾は、
体内でコレステロールを吸着するキチン質が含まれており、
悪玉コレステロールを抑制したり、脂質異常症の予防に効果があります。

ですので糖質制限中やダイエットの方にはむしろおすすめの食材です。

甘海老を妊婦が食べたら悪影響ある?

生食が制限される妊婦の場合は食べられるかどうかというと、
妊婦さんも甘エビが食べても大丈夫です。

海老は甲殻類の中でも水銀含有量が少なく、
胎児への影響が少ないといわれていますので、
食べても安心な食材です。

ただし、甘エビを生で食べるのはやめましょう。

食べるときは

しっかり火を通した状態

で食べないと、「トキソプラズマ」や「リステリア菌」などの
食中毒にかかってしまう危険があります。

妊娠中は免疫力が下がっているので、
これらには特に注意する必要があります。

妊婦は甘エビの刺身や寿司など生で食べることは避け、
必ず加熱してから食べましょう。

また食べ過ぎにも注意してください。
いくら水銀含有量が少ないとはいえ、全くのゼロではありません

たくさん食べると水銀の過剰摂取になってしまいますので、
胎児に悪影響を与えてしまう可能性があります。

妊娠中は

● 加熱すること
● 食べ過ぎないこと

この2つに注意しましょう。

まとめ

甘海老は1尾あたり15gで13kcalの低カロリーで低糖質の食材です。

身だけでなく殻や尾にも栄養がたっぷり含まれているので
丸々食べるのが一番おすすめです。

また甘海老表面に青い卵が付いている場合は
間違っても私のように汚れだと思ってそぎ落としたりせず、
一緒に食べることをお勧めします。

甘エビは糖質制限している人やダイエットしている人、
また妊娠中の方も食べられる栄養満点の海老ですので、
安心して食べてくださいね♪