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実家から義実家へのお歳暮マナーは結婚してどうなる?相場はいくら?

実家から義実家へのお歳暮マナーは結婚してどうなる?相場はいくら?

 

結婚して初めての冬。年の暮れも近づいてきました。
師走の名が示す通り、12月は何かと慌ただしくなります。

バタバタ過ごさないようにするには
事前にしっかり準備しておくことが大事です。

その一つとして気になるのは「お歳暮」。

お歳暮は日頃お世話になった方に感謝の気持ちを表すために贈るものです。

自分たちから両親や義両親に贈るのは分かるけれど、
実家から義実家へはお歳暮を贈るものなのだろうか?

そんな疑問が浮かんだら気になるのは、

「もし両家の考えが異なって片方だけお歳暮を贈ったら、
場合によっては両家の仲が悪くなるきっかけにならないか?」

ということ。

両家の間は結婚した二人が取り持つものです。
気持ち良く年を越せるように、事前にしっかり考えをまとめましょう。

 

 

実家から義実家へお歳暮を贈るもの?

元々お歳暮は「お世話になった方にお礼をする」ために贈ります。
実家と義実家の間では必ずしも贈る必要はありません。

ですが、昔は娘を心配した嫁実家が
今後の付き合いを考えて婿実家にお歳暮を贈り、
「いつも娘がお世話になっており大変感謝しています」というお礼と、
今後もよろしく頼む気持ちを伝えるために贈っていました。

今は昔ほど厳粛ではありませんが、意味合いとしては現在も同じで、
子供たちがお互い相手の親の元を行き来するので
「よろしくお願いします」と言う意味で贈っていることが多いです。

義実家が「実家同士は贈りあう」考えだった場合、
実家が何もしないのは失礼に当たることです。

もし実家の動きが鈍いなら自分で用意して、
義実家と近いところに住んでいる場合は直接、
遠い場合は配送で届けましょう。

中には、農家の方でお歳暮は贈らず、
収穫した野菜や米を贈っている方がいます。

それで両家が納得するようであれば、
あえてお歳暮を贈らなくてもいいでしょう。

 

義実家がお互いに何もしない方が良い考えであれば、
そちらに副いましょう。

「いらないのに贈ってきた!」
「贈られたら返さなきゃいけないから迷惑」
など、

両家不仲の種になってしまう可能性があります。

結局のところ、実家同士が贈る贈らないは自分たちにかかってきます。
両家が仲違いすることなく付き合っていくためにも、
まず始めにお歳暮を贈りあうかなしにするか、
予め決めておくことが大事だと思います。

 

お歳暮のマナーで結婚したら気を付けること

義実家に対して、自分たち夫婦の他、
実家からも贈ったら贈りすぎではないか?

そういう疑問もあるでしょう。
しかしマナーとして見れば、それぞれ別の家庭なので、
両方から贈っても何の問題もありません。

実家同士が贈り合うのも普通のことなので気にしなくて大丈夫です。

ただし、贈る順番には注意が必要です。
昔は婿実家の顔を立てるものとして、
嫁実家が贈り、その後に婿実家が贈る流れとなっていました。

今でもその流れにこだわりを持つ方はいますので、
トラブルを避ける意味でも、嫁実家が先に贈った方が無難かもしれません。
(気にされない方も多いのですが、念のためです)

 

また、お歳暮は基本的に継続して贈るものです。
来年以降も忘れずに贈り続けるように気を付けましょう。

贈るものは義実家の好みが分かっていれば、
実家に伝えて好みのものを贈ってもらうと良いでしょう。

義実家の構成や年齢によっては
生ものやあまり日持ちしないものは対応に困る場合があります。

出来ることなら、必ず使うお茶やコーヒーや日用品が良いでしょう。
ただし、洗剤や油の詰め合わせなどは使いきれない可能性もあるので、

どんなものなら贈って大丈夫そうか大体で良いのでリサーチし、
実家に伝えてあげると助かると思います。

 

お歳暮の相場はどれくらい?

高価なものは却って気を遣わせてしまいます。
受け取った相手の負担にならないようにしましょう。

相場としては大体3,000円から5,000円です。

毎年贈りあうことになる可能性が高いので、
あまり家計に負担をかけない金額で贈る方が後々困ることもないと思います。

 

 

お歳暮のまとめ

お互いの家となると、話はそう簡単に行かないこともありますよね。
ですが、両家の仲を取り持てるのは自分たちだけですので、
嫌がらずにきちんと向かいあうようにして、
初めのうちにお互いどうしていくか話をまとめた上で臨むと良いでしょう。

長い付き合いになりますので、
お互いが心地良く過ごせるように頑張ってください。