毎年夏バテになってしまう方は多いと思います。
夏バテになった時に現れる症状としては、
- 全身の疲労感
- 食欲不振
- だるさ
- 吐き気
- 頭痛
- 胃もたれ
- めまい
などがあります。
夏バテにならないように運動不足を解消しようと思っても、
食欲不振で消費したエネルギー分を摂取することができず、
歯がゆい思いをしている方も少なくないのではないでしょうか。
なるべく体にいいものを摂りたいと思っても、
食欲がわかないとそれも上手くいきませんよね。
ですが、夏バテ対策の運動は食欲不振にも効果があるってご存知ですか?
今回は夏バテ対策の運動で食欲不振を改善する方法と、
運動に合わせて摂取するのにおすすめな飲み物をご紹介します。
夏バテ対策で食欲不振をなくすためにいい運動とは?
運動は自律神経の働きを整えて、夏バテを予防、解消する効果があると言われています。
その運動の具体的な内容は、といえば、
身体を動かすものであれば基本的になんでも効果があります。
プールウォーキングや水泳、ウォーキング、球技など
ご自身に合った運動を選択されるといいでしょう。
ですが、暑い季節ですと外に出て運動するのが面倒臭いと思いますよね。
そんな方のために、朝起きた時や仕事や家事のすきま時間など、
室内で手軽にできる体操、マッサージ法をご紹介します。
寝起きのストレッチ
朝起きた時に軽くでもいいのでウォーミングアップすると、
体が睡眠状態から切り替わり、1日を気持ちよくスタートさせるので、
疲れにくい体にする効果があります。
夏バテの予防にも効果的ですね。
朝日を浴びる
ベランダや庭、または通勤中に外で直接朝日を浴び、
体をすっきり目覚めさせる。
太陽を浴びると体内時計がリセットされるのですっきり起きることができます。
首のストレッチ
何かと首にはストレスがかかりますので
(頭も結構重いですし、まっすぐ向いてないとそれだけで首には負荷がかかります)
こまめに首をストレッチして血流をよくすることは大事です。
やり方は、
頭の後ろで手を組み、首の筋肉を使って頭が後方へいくように力を入れます。
腕と肩のストレッチ
多くの人間が肩こりに悩まされていると思います。
肩がこっているからといっても何もせずにいると更に悪くなってしまいますので
デスクワークなどをしている人はとくに、
一時間に一回くらいのペースで腕と肩をストレッチするといいでしょう。
やり方は、
腕を上げてひじを曲げ、右ひじに左の手を当てて左へ引き寄せます。
10秒間静止したら力を抜き、もう一方も同様に行います。
手軽にできる運動を一部だけご紹介しました。
運動も大事ですが、朝にすっきり起きることも夏バテにとても効果があります。
疲れにくい体にすることこそが夏バテ予防では大事です。
暑い時間に外で運動するのが辛い場合には、
夕方や夜の気温が下がった時間帯にウォーキングやジョギングをするといいと思います。
体を動かすことは、ダイエットにもなりますし健康にもつながります。
夏から始めるのは大変だと思いますので、
気温が低い今から習慣になるように運動をしてきましょう。
では次に、運動後や運動中の水分補給でおすすめの飲み物をご紹介します。
夏バテ対策で摂る飲み物は何がいい?
運動中や運動後の水分補給をしっかり採らないと危険です。
最近は熱中症で亡くなる方も多いので、己を過信せず、気を付けてください。
運動後にいい飲み物は、
タンパク質とアミノ酸が豊富に摂れる飲み物がいいです。
タンパク質
タンパク質は、傷ついた筋肉の修復や筋合成に使われ、
消化されるとアミノ酸に分解されて筋肉や内臓、皮膚、血液などの材料になります。
タンパク質を摂れる飲み物で代表的なものは、プロテインです。
プロテインが苦手の方もいると思いますので、そのような時はアミノ酸を摂取しましょう。
アミノ酸
アミノ酸は、トレーニング中のエネルギー代謝や疲労に効果があると言われています。
トレーニング後も筋合成の促進や、筋分解の抑制、筋肉痛の軽減のも効果があります。
私も運動中や運動後はアミノ酸の入っている飲み物を摂取していますが、
ただの水を飲むのとでは全然体の楽さ具合が違いますね。。
運動後の体は疲弊しています。
運動後の体は、貯蔵されていたエネルギーが無くなり
使われた筋肉の細胞も損傷した状態になっています。
体を疲弊したままの状態にすると、
筋肉の痙攣などを引き起こしやすくなったり、
疲れが体に残ってしまったりするので
運動で使われて不足した栄養をしっかりと補いましょう。
まとめ
夏バテ対策で運動しているのに、
疲れが体に残ってしまってはあまり意味がなくなってしまいます。
運動と食事の両面に気を付けて夏バテ対策、予防をしていきましょう。