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ムカデ対策を室内にするならいつから家の中でするのがおすすめ?

ムカデ対策を室内にするならいつから家の中でするのがおすすめ?
梅雨が近づくとムカデをよく見かけるようになりますよね。

屋内に侵入してきたムカデに頭を悩ます方も多いのではないでしょうか。
実は私もその一人でした。

私の実家は山の麓にあり、
ムカデが集まって繁殖しやすい場所だったので
毎年、梅雨頃から毎日毎日ムカデと格闘していました。

朝起きて廊下を歩いていたらムカデを踏み、
テレビを見ていたら頭に落ちてくる、
寝ていたらパジャマを潜って地肌を這ってた、

などなど、ちょっと思い出すだけでも次から次へと出てくる程で
ムカデの巣といっても過言ではない環境でした。

ですがそんな魔の巣窟も、
10秒で出来る簡単なムカデ対策をしてみたら、

20年以上ムカデに悩まされていたのが夢幻だったのかと思うくらい
一度もムカデとエンカウントしませんでした

そしていまだにムカデが出ません

今回は同じようにムカデでお悩みの方へ、
屋内で簡単にできる効果的なムカデ避け対策をご紹介します。

もしよければ参考になさってください。

 

 

ムカデ対策は室内でも必要!

昔はムカデ対策というと、家の中に侵入しないように、
家の周りをぐるっと白い粉末状の薬剤をまいていました。

これはこれで全く効果がない訳でもないですが、
ムカデが出始める梅雨の時期は雨で薬剤も流されがち
ムカデを侵入させないという本来の効果を発揮できません。

ついでにいうと、白線を引くやり方は

「ムカデが侵入してこない」

と同時に

「既に屋内にいるムカデが出ていけないから家の中に留まる」

ことでもあるので、正直お勧めできません。

私が物心ついた頃から実家がその対策していましたが、
毎日ムカデと格闘していましたので、
ムカデ避け効果に確信を持てないというのもあります。

そもそも屋外の対策って、
アパートやマンションなどの集合住宅では難しいものですし、
一軒家でも庭でガーデニングを楽しんでいる方なら
撒いた薬剤が植木鉢などに影響を及ぼすんじゃないかと心配にもなりますよね。

なので私がお勧めするやり方は 屋内のムカデ避け対策 です。

屋内でムカデ避けをしっかりやっておけば、
例え外でムカデがうじゃうじゃしてようと
室内に入ってくることはありません。

逆に、屋外のムカデ対策がばっちりでも
既に屋内にいたムカデに対しては無防備ですので、
やっぱり屋内の対策は重要になります。

 

ムカデ対策はいつから始めたらいい?

ムカデ対策について悩んでいる方の中には、

「ムカデ避けが大事なのはわかっているけど、いつから始めたらいい?」
「もうやってないとマズイ?!」

と心配の方もいらっしゃると思います。

 

ムカデ対策を始めた方がいい時期は 3月下旬 です。

 

というのも、ムカデは一年を通すと

  • 5月から6月に産卵の時期なので活発化
  • 猛暑時期は避暑のため一時活動停止
  • 9月から10月に孵化した若いムカデが活発化
  • 冬は冬眠
    気温が12度を越えたあたりから動き始める

というサイクルで活動しています。
ほぼ冬の寒い時期と夏の暑い時期以外一年中活動しているといっていいので、
暖かくなってくる3月頃には対策を始めることをお勧めします。

大体実家でも3月下旬からやっていました。

地域によっては暖かくなるのがもっと早いところもあるでしょうから、
環境によって判断されても良いと思います。

ムカデ対策でおすすめの方法は?

では肝心のお手軽なムカデ対策はというと、

ヒノキチップを室内に置くだけです。

10秒で出来ちゃいます♪

 

何故ヒノキチップが有効なのか

実はムカデはヒノキの臭いを嫌う傾向があるんです。

ムカデは元々じめじめした湿気の多い暗い場所を好んで生活しています。
なので布団の中や洗濯物を折りたたんだ隙間、靴の中など
明かりの届きにくい湿り気のある場所に潜んでいます。

そういえばそのあたりで噛まれた、
と思いあたることがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんなじめっとしたところが好きなムカデですので、
逆に陽射しや乾燥を嫌います。

 

これがどうヒノキと関係するかといえば、
ムカデにとっては

ヒノキの臭い≒山火事の臭い

と認識するので「湿気がない!やばい!」と本能的に判断して、
ヒノキの臭いがすると避けるのでムカデ対策になるといわれています。

私たちにとってはヒノキっていい香りなのに不思議なものですが、
これはヒノキの香りの中に含まれる

ヒノキチオール

と言う成分の影響だと考えられています。

このヒノキチオールとは優れた殺菌力や抗菌力があり、
医薬部外品や食品添加物として利用されるほど実は身近なものです。

「でもうちの家はヒノキの傍にあるけどムカデ出るよ!」

という意見もあるかもしれません。
それは

日本のヒノキにヒノキチオールがほとんど含まれない

のが大きく関係しています。
いくらヒノキの傍に家があっても、
ヒノキ自体にムカデ避けの機能がなければどうにもならないんですね。

ちなみにこれはヒノキで家を建てても同じで、
ムカデ避け対策としてはあまり期待できそうにありません。

ですが、日本に生息する植物の中には
ヒノキチオールが豊富に含まれているものを使った製品もあるようなので、
それらをインテリア兼ねて置くのはアリかもしれません。

おすすめのヒノキチップは?

ヒノキチップと一言にいっても様々な種類があります。

屋外で使うならヒノキチップそのままを撒くのでもいいですが、
屋内で使うならチップを撒くのは片付けも大変ですし。
あまりやりたくないですよね。

なのでお勧めするのは 小袋入りのヒノキチップ です。

 

一定量のヒノキチップを小袋に包んだ製品で、
そのまま室内に置くことができ、大変便利なムカデ避けグッズです。

なんてったって、包装紙から出した袋をその辺にぽーんと置くだけだから、

10秒で出来ます。

超簡単お手軽ムカデ対策!

 

開封直後はヒノキのにおいも強烈で鼻につく感じはありますが、
徐々ににおいも弱まってきて
微かににおう良い香りへと変わってきます。

においが薄くなるんじゃムカデ対策効果も薄くなってるんじゃないの?
と心配かもしれませんが大丈夫です。

ムカデは人間より嗅覚が鋭いので、
人間の鼻で気にならない・感じとれない臭いも察知することができ、
私たちが気にならないにおいの強さになっても十分ムカデ避けになります。

効果期間は環境にも寄りますが、
私の実家の場合大体ワンシーズンくらいは持ちました。
一年は持ちませんが十分だと言えます。

製品説明では一ヵ月ちょっとなので
不安ならこまめに追加する方がいいかもしれません。

私はそのまま1シーズンどころか
1年やったときもありましたが影響ありませんでしたが
これはメーカー推奨のやり方ではありません。

 

ちなみに「余ったやつは来年使おう~」と思っても
翌年にはにおいが薄まっているので全くムカデ避け効果ありません。

買ったときに全部使い切ってしまいましょう。

ヒノキチップがカバーできるエリアは限られているので、
ヒノキチップが余るくらいなら、

  • ムカデが好んで潜みそうな場所
  • ムカデに出てこないで欲しい場所

などに率先して置いておきましょう。

個人的には、

  • 玄関
  • 居間
  • 寝室のベッドの下、布団のそば
  • キッチン
  • 洗面所

など、「湿気りやすい水場」「生活空間」に置くのがお勧めです。

 

私はベッドの下に置いたところ、
「寝ている間にムカデが福の中に入り込んで体の上を散歩していた」
という毎年のトラウマイベントがなくなり、
憂鬱な初夏の季節も快適に過ごせるようになりました。

ちなみに私の実家は隙間風がふく程のオンボロ木造住宅で気密性は悪いです。
においでムカデ避けするタイプは「昔ながらの家には効かない」なんて言われますが、
築80年余裕越えの、今にも潰れそうな実家ですら効果がありましたので、
大抵のお家で効果が出ると思います。

 

ムカデ対策を屋内でするときのまとめ

ムカデ対策は毎年必要になるものなので、
屋内で簡単にできるやり方で続けていくのが一番だと思います。

今回は私の体験談からヒノキチップをご紹介していますが
液状のヒノキやハーブなども効果があります。

 

気になる方はチェックされてみてはいかがでしょうか?
ご自身にとって一番合うやり方が見つかると良いですね。

 

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