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初節句の食事会で進行の流れと挨拶をどうするか 一例をご紹介!

初節句の食事会で進行の流れと挨拶をどうするか 一例をご紹介!

お子さんが初節句を迎えるにあたって、
お食事会をすることにしたものの、

具体的にどんな流れで進行していけばいいんだろう?

とお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

初めて初節句の準備をするとなると、
分からないことが多くて戸惑ってしまいますよね。

無事に食事会をできるか不安もあるでしょうが、
しっかり準備をしておけば気持ちに余裕を持って臨むことができます。
今の内に何を決めておけばいいのか確認しましょう。

私が姪の初節句で体験したことも踏まえて、
初節句で催す食事会の進行の流れをご紹介します。

 

 

初節句の食事会はどう進行したらいい?

初節句の食事会といっても、食事会に変わりはないので、
結婚するときの顔合わせや職場の歓送迎会などと
大まかな流れは一緒です。

事前に招待客の決定、案内状の送付、席順の決定などを行った上で、
当日は

  1. 会場準備
  2. 主催の挨拶と報告
  3. (身内以外の方がいれば)来賓挨拶
  4. 乾杯
  5. 親族紹介
  6. 締めの挨拶
  7. 引き出物を渡す
  8. 解散
    (主催はお見送りとお礼の挨拶をする)

という流れにすると良いでしょう。

ただ、この進行の流れだと大分畏まった形になりますので、
両家両親、ご夫婦それぞれのご兄弟までが
参加されるごくごく近しい身内だけの会になるなら途中をすっ飛ばして、

  1. 会場準備
  2. 主催の挨拶(子供の近況報告と乾杯も兼ねる)
  3. 締めの挨拶
  4. 引き出物を渡して解散

というように最低限乾杯と締めの挨拶さえしておけば問題ないです。
中には身内だから乾杯すらしていない、なんてご家庭もあります。

食事会の参加者が両親や兄弟だけなら
あまり気負わずに普段の調子で進めて良いと思います。

実際、私の姪のときも、

参加者は妹一家、両親と私、義弟の両親と兄弟

という構成で、乾杯と締めの挨拶だけの
ものすごくフランクな調子でやりましたよ。

自宅で開催するとき

自宅の場合は食事の時に節句飾りが見える位置にあると
節句飾りを皆さんに披露することもできるのでお勧めです。

また、自宅では席順を決めなくていいと思います。
席が決められていると「今日はかしこまった席なんだな」
緊張させてしまう可能性があります。

とはいえ、
お互い譲り合って誰も座らず気まずい時間が流れるケースもありえますので

「お父さんは足が悪い座るの辛いでしょ、椅子置くからこっちね」

など声をかけて誘導をしてあげた方が親切だと思います。

 

案内状の送付は簡易なものでOK

事前準備で挙げた「案内状の送付」は
「日程」「場所」が伝わるのであればメールでもLINEでも大丈夫です。

ただ、レストランなどで畏まって開催するなら
しっかりとした案内状にする方がいいかもしれません。

いずれにしても、

「主催から招待客へ開催についての連絡をする」

ことが大事です。
主催は子供のご両親、あなた方になります。

「うっかり連絡していなくて親同士が連絡取ってた!」

なんてことにはならないようにしましょう。

 

引出物はいる?

引出物を渡すのは
「ご自宅に招いたら手土産を渡す」というマナーです。

初節句のお祝いをいただいたことに対するお礼は、
食事会を開いておもてなしすることですので、
引出物の用意は必須ではありません

ごくごく親しい相手に対しては
内輪の会なのであえて手土産を用意しないことも多いです。

私のときも特に妹一家から手土産はいただいていません。
実際それ以上の持て成しを受けましたので十分だと思っています。
後日食事会の写真もたくさんいただきましたし(^^)

ただ、初節句の内祝いが食事だけでは気が引ける方にとって
引出物でお礼を兼ねている面もありますので、
気になる方はご用意された方が良いと思います。

手土産自体はあまり考え込むことなく、
季節のお菓子や銘菓で大丈夫ですよ。

他にも、当日の写真をフォトフレームに入れて渡すのも喜ばれます。
(私の両親は大喜びでした)

 

初節句の食事会は挨拶を誰がする?

乾杯や締めの挨拶などは主催である子供の父親がする場合が多いです。

ただ、乾杯に関しては父親以外にも祖父母や兄弟が行う場合もあります。
父親ではなく母親が乾杯するケースもありますし、
私も姪のときは義弟の父親が乾杯をしました。

明確な決まりはありませんので参加者にお願いするのも良いですし、
ご自分で担当されても大丈夫です。

ただ、食事会の参加者で形式にこだわる方がいらっしゃるなら
年長者にお願いする方が無難かもしれません。

子供の父親や母親以外が挨拶する場合は、
当日その場でお願いするのではなく、
事前にご挨拶いただけないかお願いしましょう。

頼まれた側もすぐには言葉が浮かばなくて困ってしまう場合があります。
快く話していただけるように余裕を持ってお伝えしましょう。

 

始めの挨拶でのポイント

食事会の始めに参加者へお越しいただいたことのお礼を述べるだけでなく、
これまでいただいた祝電やお手紙、贈物などの披露と紹介、
またそれに対して感謝の気持ちを伝えると良いですね。

改まって挨拶するのであれば、

  • 時候の挨拶
  • 頂いたお祝いの披露と紹介、お礼
  • 子供の近況報告
  • 祝いの席に来て頂いたことへの御礼

という流れでお話されるのが良いと思います。

ただそれではあまりに長すぎる!というのであれば、
参加される面々によって思いっきり短くしてしまうのもアリです。
例えば、

本日はお忙しい中、○○(子供の名前)の初節句のため、
足をお運びいただきありがとうございます。
生まれた直後は○キロの体重だった娘も、
今は○キロになり、日々健やかに成長しています。
目もぼんやり見えるようになってきましたので
あとで顔を見せてあげてくださいね

というように最低限の挨拶に留めておいてお話されるのでも大丈夫です。

 

締めの挨拶でのポイント

食事会の締めでは、
祝いの席にいらしてくださったことへの感謝を忘れずに伝えます。

また、これからも子供の成長を見守っていて欲しいと思う気持ちも
伝えられると良いですね。

心を込めてご挨拶すれば、気持ちがしっかり伝わると思いますので、
感じたままに仰っていただくのが良いと思います。

とっさに上手く言えない!なんて方は、

改めまして、本日は足をお運びくださりありがとうございます。
ささやかな会ではありますが、楽しんでいただけましたら幸いです。
妻と共に健やかな子に育ててまいりますので
今後もこの子の成長を見守ってくださいますようお願い申しあげます。
本日は本当に有り難うございました。

というようにまとめてみるのも良いと思います。

初節句の食事会に関するまとめ

初節句の準備は大変かと思いますが、
事前に準備しておけば大抵のことは対処できると思います。

話している最中に噛んだり、どもったりしても、
参加者は皆知った顔ですし全く問題ありません。

リラックスして臨まれるのが一番いいと思います。

挨拶がどうしても不安だ、という場合には
あらかじめ紙に書いておき、読みあげるようにするのも

「それだけ一生懸命準備してきたんだな」

と参加者に伝わりますのでアリだと思います。

笑顔あふれる初節句になると良いですね。