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【空気清浄機は窓開けるのと窓閉めるのどっちが効果的か】窓を開けたら意味がない?換気の代わりになるか解説!花粉症の時期や窓際に置くケースも紹介

突然ですが、空気清浄機を使っているのであれば、窓は開けたくないとお考えの方が多いと思います。

 

何だか外から汚れやウィルスの混じった空気が入ってきてしまって空気清浄機の効果が半減してしまいそう……そんな風に考えてはいませんか?

 

ですが、それは誤った考え方です。

 

空気清浄機には窓を開けることによる「換気」の効力はありません。

 

ですので、もし常に空気清浄機を使用しているとしても窓を開けることは必要になってきます。

 

空気清浄機は窓開けるのと窓閉めるのどっちがいいか

 

先程も述べました通り、空気清浄機を使用していても窓は開けた方が良いです。

 

理由といたしましてはまず余程特殊な立地条件でお住まいでない限り、外の空気は室内の空気よりも「綺麗」とされているからです。

 

外はウィルスやPM2.5や花粉が飛んでるじゃないか!

そう思われる方も多いでしょう。

 

しかしながら、それらを加味して考えてもやはり室内の空気の方が汚れているのです。

 

ホコリやカビ、ハウスダスト、ペットを飼っているお宅であればペットによる目に見えない空気汚れが発生しています。

 

なにせ私達人間が呼吸をしているだけでも空気というものはいとも簡単に汚れてしまいますし、何より二酸化炭素の濃度が上がります。

 

そんなにも簡単に汚れてしまう空気ですから、いくら昨今技術が発達して高い性能を持った空気清浄機が発売されていたとしても、ほんの30分程度の換気の方が汚い空気を外に出し、綺麗な空気を室内に入れる効果は高いと言わざる負えないでしょう。

 

 

 

空気清浄機で「窓を開けたら意味がない」ケースとは

では逆に窓を開けたら意味がないケースは存在するのでしょうか?

 

そうですね、基本的には「ない」という見解が多いです。

 

しかしこれも完全にそういったケースがないというわけではなく、極端な話「いつでも窓を全開にして空気清浄機を24時間使用している」といったようなケースなら意味がないです。

 

それもそのはず、空気清浄機に地球規模の広さの空気を綺麗にする能力は備わっていません。

 

なのでいつでも窓を全開にして24時間換気をする、というのであれば「空気清浄機の使用意味がないのでやめてください」となります。

 

しかし、そのようなことがない限りは窓を開けることによる「換気」と「空気清浄機」を併用していくのが良いでしょう。

 

空気清浄機は換気の代わりにはならない

冒頭でもお伝えした通り、空気清浄機を使用していても「換気」の役割は果たしてくれません。

 

では「換気」とは一体何なのでしょうか?

 

普段口にする言葉ではございますが、この意味を正確に説明できる方というのは案外少ないのかもしれませんね。

 

換気は、窓を開けることで室内で日常生活を送っていくうちに自然と溜まった「二酸化炭素」や「一酸化炭素」、「ホコリ」等を外に排出し、外からは新鮮な空気を入れ込むといった意味です。

 

空気清浄機にこのような効果はあるでしょうか?

 

空気清浄機はあくまで決まった範囲の空気に含まれている「花粉」、「ウィルス」等の除去を行っております。

 

ですが大変残念なことに、空気の中の二酸化炭素濃度の調整や、空気清浄機の範囲から外れてしまう部分の空気の汚れ、そして微細過ぎるウィルスには対応しきれていないのが現実です。

 

なので空気清浄機に「換気」の役割は果たすことができません。

 

花粉症でも窓開けて空気清浄機を使う方がいいか

花粉症の方にはつらい選択かと思われますが、答えは「はい」です。

 

先程もお伝えした通り、空気清浄機に「換気」の役割は果たせません。

 

それゆえに窓は是非開けていただきたいのですが、勿論症状のつらい方からしたら拷問もよいところでしょう。

 

ですので、ダメージを最小限にすべく私が提案したいのが「花粉が飛んでいる量の少ない時間帯を狙って換気しましょう」です。

 

基本的に花粉は早朝の飛散量が最も少ないと言われております。

 

であれば答えはただひとつ、朝一番に窓を開けて換気を行ってください。

 

もしくは深夜帯でも良いです。とにかく日中は飛散量がピークなのでやめましょう。

 

空気清浄機は窓際や窓の近くに置いてもいいか

空気清浄機の機能を存分に発揮させたいということであればおすすめはしません。窓から見て正面の壁際の方が花粉の吸い込みが良かったりします。

 

例えば先程の花粉を例に考えてみましょう。

 

外の新鮮な空気と共にブワッと入ってくる花粉、その目の前である窓際や窓の近くに置けば、一見即キャッチをして掃除機がゴミを吸い込むが如く綺麗にしてくれるように思えますよね。

 

実はそう単純な話ではないのです。

 

空気とは常に自由に動き回っているものです。

 

私達人間には見えない「空気の流れ」というものが室内には存在しており、その流れに沿って空気は流動しています。

 

そして、その空気の流動に波乗りをするように流れているのが花粉です。

 

この空気の流動から考えると、実は窓際や窓近くに配置するよりも窓から見て正面の壁際の方が花粉の吸い込みが良いんです。

 

窓から入った空気は遮蔽物がなければそのまま真っ直ぐ進みますからね。

 

そこで待ち構える空気清浄機が一網打尽にする……これこそが最良なんですとか。

 

まとめ

今回は空気清浄機の効果的な使い方、換気の必要性についてお伝えして参りました。

 

私も正直、「空気清浄機を2~3台部屋に置けば換気とか要らないんじゃない?」と考えておりましたがそんなことはないんですね。

 

最近の空気清浄機は大変高性能ですし、せっかくお高めなものを買ったのであればその能力を遺憾なく発揮すべく正しい使い方をしていきましょう。