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夏みかんの収穫時期や収穫後の保存方法とおすすめの食べ方!冬なのになぜ夏ミカンと呼ぶか名前の由来と旬を解説!酸っぱい夏蜜柑を甘くする大量消費方法や適切な剪定時期を紹介

自宅の庭に夏みかんが地植えされているご家庭も多いのではないでしょうか。

秋頃になると大きな黄色い実になりますよね。
そのまま置いておくとどんどん大きくなって、
重みでそのうち落ちてきたりします。

うちの実家の夏みかんは、
毎年冬になると夏みかんがごろごろ自宅の敷地の外側に落ちてくるので、
道路の通行人や車に当たったら一大事、と
慌てて拾いに出かけるのが一つの恒例行事でした。

でも「夏」みかんというくらいなんだから、
収穫するのは「夏」が一番いいんじゃないの?
冬にごろごろ落ちてくるから
そのまま放っておくのも危ないし
いつも夏まで待たずに収穫するけど
最適な収穫時期っていつなの?

と疑問を感じたので「夏みかん」の旬と適切な収穫時期について調べたところ、

夏みかんの「旬は春」で「収穫時期は冬」が適しているとわかりました。

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夏みかんはいつもたくさん採れるので保存方法やどう大量消費するか
困っていたのですがおすすめの方法を見つけたので
下記で詳しくご紹介します。

同じようなお悩みの方の参考になると幸いです。

 

夏ミカンの収穫時期と収穫方法

夏みかんは6月頃から実がなりはじめ、
9月10月など秋頃になると黄色く色づき始めます。

【夏みかんの収穫】11月にした場合

見た目にはもう十分大きくなっているし
収穫して食べても大丈夫かな?という気もしますが、
この時期の夏みかんは酸味が強すぎて食べるのに適していません。
(酸味を抜けば食べられなくないですが手間ですよね)

【夏みかんの収穫】12月から1月の場合

もう少し待って12月や1月頃の冬になると更に実が大きくなりますが、
収穫して食べてみるとまだまだ酸っぱいです。
完全には熟しきれていなかったことがわかります。

【夏みかんの収穫】2月から3月の場合

この時期になっても夏みかんは腐る気配がなく、
美味しそうに実っています。

収穫して食べてみると、
それまでに食べた夏みかんに比べると大分酸味が抜けていて
食べやすくなっていますが、
「美味しい!」というほどかどうかは、好みかな…というレベルです。

夏みかんの旬の時期は春

そんないつ採っても全然甘くならない酸っぱい状態なんですが、
それもそのはず。

夏みかんの旬は春から初夏です。

とくに夏頃まで待って食べれば、
それまでの酸っぱさが嘘のような美味しい甘さを味わえます。

初夏に実り始めたのに翌年の初夏までしっかり実がなっていて
腐らないというのもすごいですよね。

夏みかんはなぜ冬に収穫するのか?

ただ、なかなか春頃まで収穫せずに木に実らせたままというのは
様々な事情から難しいです。

というのも、夏みかんの旬である春から初夏まで待ってから収穫すると、
冬の寒さで果実の老化や果汁が減少(ス上がり)してしまうためです。

せっかく旬まで待って収穫したのに、
「食べてみたら果実のみずみずしさがない」という
残念な結果になってしまうんですね。

ですので適する収穫時期としては、
夏みかんが寒さにさらされる冬には収穫して保護するのがベストです。

そのため夏蜜柑の収穫時期は冬が一般的とされるようになりました。

 

ですが、寒害を受けずに冬越しする方法もあります。
秋頃に摘果(選別して一部収穫。つまり間引き)して数を減らし、
残った夏みかんはカバーなどで覆って防寒対策をすることです。

ただ初夏まで収穫せずにいると
次の実がなったときの成長に影響するので、
やはり早めの収穫がいいでしょう。

【夏ミカンの名前の由来】冬なのになぜ夏みかんなのか

冬の収穫が適している夏みかん、
食べ頃も夏というより春頃ですし、
なぜ「夏」みかんと呼ぶのかというと、
その独特な実のなり方が関係しています。

夏みかんの実は翌年の夏まで腐らずに木に実っているとお話ししましたが、
そのままさらに置いておくと、
次の夏みかんの実が木になってきて、
前年と今年の夏みかんが同時に木についた状態になります。

その様子から代々続いているということで
「夏代々(なつだいだい)」と名付けられたことに由来しています。

また旬が初夏だったことから、
夏に食べられるミカンという意味もあります。
(春が旬になったのは最近の品種改良の結果といわれています)

 

酸っぱい夏蜜柑を甘くする保存方法

旬まで待たずに夏みかんを収穫して食べると、
酸味が強く、そのまま生で食べるのはなかなか人を選ぶ果実です。

ですがその酸っぱさをまろやかにする方法があります。

それは収穫してからしばらく風通しのいい場所に置いて追熟することです。
常温で保存しているので一か月ほど置いて大丈夫です。

冷蔵庫に入れて保存する場合は、個別にビニール袋に入れます。
保存期間の目安は1〜2週間で、乾燥すると苦味が出やすくなってしまうので、
なるべく空気に触れないように新聞紙などで包むのもアリです。

冷凍保存する場合は、
皮を剥いて果肉の状態を保存袋に入れてから保管します。

夏みかん収穫期に酸っぱいのを抑える方法【適切な剪定時期が要】

木に実っている間から酸味をなるべく抑えるなら、
実がなり始めた夏頃からこまめに水やりをすることで
果実が大きくなり、酸味が軽減します。

また、枝の剪定を行うことで、
木にいきわたる栄養が分散しないようにする方法もあります。

うちの実家は基本放置なので水やりなんてしていませんから、
いつも酸っぱいですが…、
しっかりお世話してあげれば夏みかんも応えてくれて
甘くておいしい夏みかんにしようと頑張ってくれるんですね。

 

夏みかんの大量消費方法

旬の時期より前に収穫した夏みかんの場合、
大量にありすぎて消費に困るケースもあると思います。

摘果で間引きしていれば大丈夫でしょうが、
そのまま木に実るがままにしているウチの実家のような家庭では
毎日食べても食べきれないくらいの量があると思います。

そんなときにおすすめの大量消費は次のようなやり方があります。

  • 追熟用に置いておく(一部)
  • 生食
  • ジャムやゼリー、ピールなどのスイーツに使う
  • 果汁をポン酢などの調味料に加える
  • お風呂に入れる

追熟用に置いておく(一部)

まだまだ酸味の強い夏みかんですので、
追熟させて旬の春頃に食べるために保存しておきます。

ただ大量にある夏みかんすべてを保存しておくのは大変なので、
一部だけ追熟用に残すようにします。

生食

酸味の強い夏みかんを好む方もいますので、
お好きな方はそのまま生食がオススメです。

強烈な酸味が苦手な方は砂糖やはちみつをかけて食べるのも美味しいですよ。

ジャムやゼリー、ピールなどのスイーツに使う

独特の酸味をいかした酸っぱみのあるスイーツに使うのもオススメです。

例えば次のようなメニューが人気あります。

  • マーマレードジャム
  • ゼリー
  • ババロア
  • プリン
  • シフォンケーキ
  • タルト
  • クッキー
  • サイダー
  • ジュース
  • ピール
  • 砂糖漬け
  • 果汁の氷

果汁をポン酢などの調味料に加える

夏みかんの果汁を使って醤油と混ぜたり、
ポン酢を作ってサラダに使うのも美味しいです。

レモンやすだち代わりに使うのもいいですよ。

お風呂に入れる

お風呂に入れるのも体がポカポカ温まりますし、
保湿効果やリラックス効果もあっておすすめです。

ただ、40度を越える熱い湯船に入れると
夏みかんに含まれる成分から肌がピリピリ刺激を受けやすくなるので、
お湯の温度は40度以下にして、長湯は避けましょう

ちなみにうちは横着して生の夏みかんを半分に切って湯船に浮かべていますが、
夏みかんの皮を乾燥させて入れる方が刺激は抑えられます。

また、みかんの皮に含まれる成分で色素沈着を起こすものがあるので、
入浴後に日光を浴びるとシミになりやすいです。

夏みかん風呂に入るときは、日の沈んだ夜の入浴で、
乾燥させた夏みかんの皮を入れることをお勧めします。

 

夏みかんの収穫・保存まとめ

強烈な酸味のイメージが強い夏みかんですが、
収穫後に追熟させたり、旬まで実らせておくことで
甘く美味しい果実を味わうことができます。

酸味が残っている夏みかんでもスイーツや調味料にしたり、
お風呂の入浴剤代わりに使うこともできるので、
用途は幅広く、案外使い勝手のいい実でもあります。

木になっている段階からお世話をしてあげたら
よりおいしい果実を楽しめるので、
これを機に丁寧に水やりや剪定をしてあげるのもいいと思いますよ。

 

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