朝、目が覚めて、
「なんだか体がだるい、頭が重い」と思いながら外を見ると、
雨が降っていた、
空が曇っていた、
なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。
私もそうです。
低気圧が近づくと頭が痛くなることを
【低気圧頭痛】と呼びます。
この低気圧頭痛に悩まされるのは、女性が特に多いようです。
実際、私の周りでも、悩んでいる女性が多くいます。
私はずっと「低気圧で頭が痛くなる」→「偏頭痛だ!」と思っていましたが低気圧でも偏頭痛にならない場合があり、
低気圧の頭痛は、「低気圧頭痛」というそうです。また「偏頭痛」より、医学的に書く「片頭痛」が一般的みたいです。一つ勉強になりました(^^)
なんでこんなに痛むのかな、と原因を調べてみたら、
いろんな説が出てきました。
現代の進んだ医学でもよくわからないのか、とビックリ。
私の体感から、原因として納得したのは、
血管が膨張し、頭の神経を圧迫することが原因
という説です。
気圧が下がると、身体にかかる圧力も下がるので、全身の血管が膨張します。
このとき膨張した血管が、神経を刺激して頭痛を起こしているというものです。
これまでを思い返すと、頭がズキズキするのは血管の脈動と同じタイミングなので、
なるほどな~と思いました。
頭痛の原因は他にも、
気圧の変化による「自律神経」の乱れが原因
というのが一つの説として考えられています。
「血管が膨張し、頭の神経を圧迫することが原因」というのが
低気圧による「直接的」な影響だとすれば、
こちらは、低気圧が「間接的」に頭痛を起こしたことになりますね。
人間の体は、自律神経によって心身の機能を調節されています。
自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」という2つ神経のことですが、
「交感神経」
心身を活発にする神経で、
緊急しているとき、ストレスを感じているときに働きます。
「副交感神経」
心身を休めさせる神経で、
睡眠や休息など、リラックスしているときに働きます。
といった仕事をしています。
気圧が低くなって血液循環が悪くなると、
副交感神経が活動を始め、身体がリラックス状態になり、
頭がぼーっとする
身体がだるい
疲れやすい
などの症状が表れます。
副交感神経は血管を広げてリラックスさせますが、
この広げられた血管が神経を刺激して頭痛を起こす、
というものなので、
やっぱり「気圧が血管を膨張させて起きる」説が
有力なのかな~と思います。
これまで頭痛になったら、
気合だ!気合いだ!気合いだーーー!!
と痛みが和らぐまで我慢していましたが、
改めて調べてみると、
頭痛を和らげる方法がたくさんあるっていう・・・(TT)
なにごともググってみるのが大事、ということを実感しました。
私が体験して、これはイイ!と思う対処法を
自分メモとして書いておきます。
1.冷やす
膨張した血管を戻すには、冷やすのが有効です。
ただし冷やすといっても、熱冷ましのシートではなく、
保冷剤などを布にくるんだものを使いましょう。
こちらの方が、熱冷まし系のシートより効きます。
私はタオルじゃなくてティッシュでやってますが、エコ観点ではタオル一択ですね。
厚手のタオルは、冷えが悪いので、薄い方がいいと思います。
ティッシュみたいに薄すぎると、あてた瞬間が冷たすぎて辛いですが(^^;)
冷やすときは、血管が太いところにすると効果てきめんです。
例えば「首筋」「こめかみ」「脇の下」などが冷やしやすくていいですね。
2.カフェインを取る
コーヒーやお茶に含まれるカフェインは、血管を収縮させる効果があります。
血管を冷やすのと同じように、
血管の膨張を鎮めることで、頭痛を和らげることができます。
3.暗くて静かなところで一息つく
頭が痛いときに、周りで「うるさい音」「まぶしい光」「不快な臭い」があると
ただでさえ重い頭が、より一層重くなります。
頭痛が酷いときは、なるべくそういった場所から離れるようにしましょう。
この他に、「ミントの香りを嗅ぐと緩和できる」なんてありました。
これは実践したことがないので、
また頭痛が酷くなったときはぜひ試してみたいと思います。
まとめ
今回、改めて頭痛のことを調べたことで、
今度からは頭痛に悩まされる期間が短く済みそうです。
日本海側から台風が近づいているようなので、
明日からしばらく頭痛には気を付けていきたいですね。