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入学祝いは子供に渡すものなのか 渡すタイミングと渡し方のポイント!

入学祝いは子供に渡すものなのか 渡すタイミングと渡し方のポイント!

親戚の子供に入学祝いを渡そうと思ったとき、
子供本人に渡すのか、親に渡すのか、悩むことはありませんか?

例えば甥姪の入学を祝うなら、
祝う本人へ入学祝いも渡す方がいい気がしますし、

入学にかかる諸経費は親が出しているものなので
甥姪の親である兄弟に入学祝いを渡した方がいいとも感じます。

親戚の子供の入学を祝うときは、
どのようにしたらいいものでしょうか?

 

 

入学祝いは子供に渡すか親に渡すか

入学祝いとは子供が学校に入学したことを祝い、
「今後の生活で何かと入用になるだろうから役立てて欲しい」として
現金や品物を贈ることをいいます。

基本的には孫や甥・姪など近しい身内だけにお祝いするのが一般的で、
友人や知人は特別親しいのでもない限り贈ることはありません。

お祝いを渡すのは通常、祝う相手本人に渡すのが礼儀ですので
子供の入学を祝うときも子供本人に渡すのが良さそうに思いますが、
入学祝いは必ずしも祝う当人に渡す必要はありません

例えば、入学祝いが机やランドセルなどの品物ならば、
渡してすぐに使えるものですし、子供に渡しても良いと思います。

ですが現金なら話は別です。
子供に渡すと、場合によってはお小遣いと捉えて
親に渡さず(場合によってはもらったことすら言わず)
自分で使ってしまう可能性もありますので親に渡す方が良いでしょう。

ご家庭ごとに祝い金でいただいたお金をどう使うかは様々で、

  • 全て貯金
  • 入学にかかる経費にあてる
  • 子供に渡して自由に使わせる

などなど、それぞれの親で考えがあります。

たとえ子供が使うにしても「最初から子供に渡した方がいいかも?」
なんてこちらが気を回す必要はなく、親に管理を任せるのがいいでしょう。

入学祝いは学校生活にかかる経費への支援という意味合いもあり、
子供が自分の好きに使っていいお金として渡しているわけではありません。

結果的に親の判断でそうなっていたとしても、
渡す主旨としては支援金なので「親が子供のために使うお金」であり、
子供へのお祝いであっても親に渡すのが良いでしょう。
実際、お祝いへのお返しを考えるのも親がメインです。

小学生や中学生ならともかく、高校生や大学生になっても
お祝いを親に渡すのもどうかな、という気持ちもあるかもしれませんが、
お金を本人に渡すのは、

本人が自分で生活に必要なあれこれを準備するようになってから

つまり親に養われている状態から、
一社会人として仲間入りをする就職後からで十分だと思います。
(就職祝いは本人に渡すので良いと思いますが)

入学祝いの渡し方はどうしたらいい?

入学祝いを渡す相手は

  • 品物なら子供本人か親
  • 現金なら親

とするのが良いですが、
実際に渡すときは子供と親、両方がいる場にするのがいいでしょう。

 

子供にお祝いを渡すとき

子供本人に渡すときに親がいないと、

  • 入学祝いを誰からもらったのか親に分からない
  • そもそももらったこと自体を親が知らない

という場合が出てくることもあります。
そうなるとお返しをする親が困ってしまうので
親にも分かるように子供と親がいる場で入学祝いを渡しましょう。

もちろんお返しは必須ではありませんし、
お返しを求めている訳ではなくても、
祝いに対する返礼ができないことを気にされる親もいます。

親への気遣いとして、
子供だけではなく親も同席しているときに渡すのがいいと思います。

 

親にお祝いを渡すとき

親にお祝いを渡すときは、子供に渡すときと同様に、
親と子供、両方が揃っているときに渡します。

子供がいないときに渡すと、親のときとは逆に、

誰が入学祝いを渡したかよくわからない・意識しない

ということがあります。
口頭で親から「〇〇さんからお祝いを頂いたわよ」といわれても、
関心が薄く「ふーん」で済ませてしまうこともよく見られるケースです。

子供の前で渡すということは、

親がどんなお礼をしたのか
自分はどんなお礼をすればいいのか

そういったことを身につけることができ、
将来、自分が親の立場になったときの対応を学ぶ機会でもあります。

遠方で直接渡すことが難しいから郵送する場合を除けば、
子供に渡すときも、親に渡すときも、
子供と親が同席している場で渡すのが一番だと思います。

入学祝いを渡すタイミングはいつ?

入学祝いを贈る時期は準備で忙しなくなる前、

3月上旬から中旬

の間に送りましょう。

入学祝いでランドセルなどを用意した場合、
入学式までに間に合わないと
子供が学校に行くにも鞄がなくて困ったことになってしまいます。

入学のお祝いで渡すものなので
遅くなったとしても入学式の前には贈りましょう。

また、現金を贈る場合でも、
入学にあたって制服や学用品などの用立てに出費が多くなる時期までに
渡すのが一番有難いです。

あまりギリギリになると入学祝いを渡すときの応対に割く時間すらない
なんてこともなりかねませんので、
余裕を持ってお祝いを渡すようにしましょう。

ちなみに、卒業祝いを渡す場合は、

一般的には卒業と入学なら入学を優先で、
卒業祝いまで渡すことはないと言われていますが

入学祝いと一緒に贈るのもアリです。

入学祝いを誰に渡すかのまとめ

入学のお祝いは「子供」の入学のために
何かと支出が多くなる親を「支援」する目的で贈る意図もあります。

必ずしも祝う当人に渡すことはなく、
親を通じて渡すのは全く問題ありません。

お祝いで品物を渡すなら子供本人に渡しても良いですが、
その場合にも親は同席していた方が、
後で親が「返礼する相手が分からなくて困る」こともないので
良いと思います。

最近は現金ではなく金券を渡すこともありますが、
金券の場合でも扱いは現金と同様に、親に渡すことをお勧めします。

結局子供本人に渡るにしても、
親に養われている状態では子供より親に渡す方が望ましいかな、
というのが個人的な考えです。