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雛人形をどこに飾る?置き場所に玄関は?飾り方で方位は気にするべき?

雛人形をどこに飾る?置き場所に玄関は?飾り方で方位は気にするべき?

初めて雛人形を飾るとき、
家のどこに飾るかで頭を悩ます方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あらかじめ場所を決めてから雛人形を買ったならともかく、
お祝いとして両親や義両親から贈られた雛人形だったり、
既に雛人形を持っている状態で引っ越してきた場合などは、
人形のサイズを把握した上で置く場所を考えなければなりません。

今回はそんなお悩みの方へ、

雛人形をどこに飾るといいのか、
また飾るときに気を付けた方がいいことについて

お話ししたいと思います。

 

 

雛人形はどこに飾るのがいいの?

あらかじめ置く場所を決めて買うのが一番良いですが、
諸々の事情からそれができるとは限りませんよね。

既に雛人形を持っている場合は、
飾るときにどれくらいのスペースが必要か把握しておくことが大事です。

その上でどこに飾ったら良いかというと、
実はどこでも良いんです。

ひな祭りは民間伝承での風習になるので、正式な決まりなどはありません
「雛人形を早く片づけないとお嫁にいけない」など色々言われていますが、
すべて迷信です。
(この話について興味がある方はこちらもご参照ください

雛人形をいつ飾るか、いつ片づけるか、といったことから、
どこに飾るか、その置き場所も人それぞれ自由となっています。

ただし、地域や一族で独自のルールがある場合は除きます。
そのときは決められたルールに則って雛人形を飾りましょう。

家の中に雛人形を飾るのに十分なスペースがあれば、
そこに飾って大丈夫です。

ただ注意しなければならないこととして

  • 直射日光に当てないこと
  • 結露するような場所は避けること

この二つが挙げられます。

雛人形はに日焼けてシミが出来たり、湿気でカビが生えたりしますので、
これに当てはまらない場所を選ぶようにします。

多くの方はリビングに飾るパターンが多いです。

雛人形の大きさにもよりますが、
リビングの壁を背面にして飾ったり、
コンパクトサイズであればテレビ台や食卓の上に飾る方もいます。

あまり開け閉めしない押し入れがあれば、
押し入れを背面にして段飾りを置くケースもあります。

ですがリビングとキッチンが一つの部屋にも出来るような場合は
油汚れが心配されるため避けた方が無難です。

とはいえ他に部屋がなくてリビング兼キッチンしかない、
という場合でしたら仕方ないので、汚れに気を付けながら飾りましょう。

ではどういうところに気を付けるかというと、

  • 調理する際は窓を開けて換気扇を回す
  • 炒め物などをするときはハネないように距離を離す
    (3~4mもあれば大丈夫でしょう)

といったことに注意します。

汚れが気になるのでしたら
飾る期間を短くして置くのも一つの方法です。

ここではリビングを例に挙げましたが、
寝室などリビング以外の部屋ももちろん大丈夫です。

 

雛人形の置き場所に玄関もアリ!

これまではどの部屋に置くか、に着目してお話しましたが、
部屋だけでなく、玄関に飾るのもアリです。

来訪者の多いご家庭なら、
玄関に飾っておくと尋ねてきた方も見ることができるので
皆でお祝いすることもできます。

実際、地域によっては子供たちがひな祭りのときに
雛人形を見る名目で近所の家を訪問してお菓子をもらって回る風習もあります。
なんだかハロウィンみたいで面白いですよね。

他にも、各宅が道路から見える位置に雛人形を飾り、
町を上げてのイベント化しているところもあります。

ひな人形を飾るために十分な広さのスペースがあり、
明るい場所であるなら玄関に飾るのはお勧めです。

どこに飾る場合でも、雛人形を置くときのポイントとしては、
お雛様が淋しがらないような環境にしてあげることでしょう。

雛人形の飾り方で方位は気にした方が良い?

具体的に場所を決めて雛人形を飾ろうと思ったとき、
ふと人形の顔が向く方位は適当に決めてしまっていいのだろうかと
疑問が浮かぶかもしれません。

実際に雛人形は東向き、南向きが良いという説もあります。

これは、雛人形を御神体として崇める風習のある地域も存在するので、
方角云々が言われているんですね。

地域や一族なので特に決まりがないのであれば、
基本雛人形はそれ自体が災厄除けのお守りなので不吉とする方角もなく、
どの向きに飾っても大丈夫です。

方角ではありませんが、
飾るときの向きで気を付けなければならないこととして、
既に述べたように

  • 直射日光に晒されるところを避けること
  • エアコンや暖房器具などの間近には飾らないこと
  • 結露しない場所
  • キッチンから離れていて水や油がかかる可能性のないところ

といったことはあります。

個人的には、
飾った場所で雛人形を眺めやすい向きに置けば問題ないと思います。

 

雛人形の飾り方まとめ

雛人形は昔から伝わるものとしてあれこれ決まりがあるように思われがちですが、
今のような形になったのはごくごく最近のことで、
実は自由に行っても大丈夫なんです。

大事なのは雛人形の持ち主である女の子が
健康で幸せに過ごせることを祈ることです。

色々な情報があって混乱してしまいがちでしょうが、
あまり構えずにひな祭りを楽しいでいただけるといいなと思います。

 

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